仏独、トルコ人用新ヴィザ検討?
2016年04月28日付 Cumhuriyet紙

ドイツとフランスは、トルコがビザの自由化に向けた要件をクリアした場合、トルコ国民に適用されるビザの自由化に、新たな条件を提示しようとしていることが明らかになっている。

EUのニュースを扱うウェブサイトPolitico(EU寄り)は、ドイツ、フランス主導で準備された4月27日付草案文書を入手し、その中にトルコに導入されるビザの自由化を後退させる「サイドブレーキ」システムの提言があったことを報じた。

現行制度ではシェンゲン協定がカバーする地域に適用されるビザの自由化を、一度与えておきながら撤回するには約9ヵ月の期間を要することから、トルコに対してこの期間を短縮するメカニズムが構築され得る、と述べられている。

■EUからトルコに対する本音:EUに加盟したいのならば

Politicoは、ビザの自由化において「サイドブレーキ」を引くのを必要とする条件は、3つの問題に集約される、と報じる。

‐旅行者として訪問し、EU諸国で違法に暮らす者の数が深刻に増加する
‐ビザの自由が適用される国からの難民申請者数が著しく増大する
‐ビザの自由が適用される国側が、再入国申請の拒否を始める

草案では、「現在の移民・難民の潮流は、ビザの自由化を中断させ得る有効なメカニズムを必要としている」との表現が見られる。

Politicoは、この草案をEUが承認する場合、トルコは、自身が享受するビザの自由化を守るため、継続的にEU基準を遵守する必要があると強調する。

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(翻訳者:山根卓朗)
(記事ID:40355)