ガーズィアンテプ警察署自爆テロ犯は、アンカラ駅テロ犯のいとこと判明
2016年05月02日付 Milliyet 紙
右:ガーズィアンテプ自爆犯
右:ガーズィアンテプ自爆犯

ガーズィアンテプ警察署への自動車爆弾テロが、ISメンバーのイスマイル・ギュネシュの犯行であることが明らかになった。イスマイル・ギュネシュの2人のいとこであるアフメト・ギュネシュとタルハ・ギュネシュが、アンカラ駅でのテロ犯人であることが判明した。

ガーズィアンテプ警察署の前で2人の警察官が犠牲となり、警察官18人を含む23人が負傷した自動車爆弾テロの実行犯イスマイル・ギュネシュ(32)が、昨年起きたアンカラ駅でのテロと、今年春にイスタンブルのベイオール地区で起きたテロ事件を指示し、ISのガーズィアンテプ指導者と目されるユヌス・ドゥルマズとつながりがあったことが明らかになった。ドゥルマズは、少し前にシリアで殺害されたとされるISのガーズィアンテプ指導者アフメト・ギュネシュの後継となり、103人が犠牲となったアンカラ駅でのテロならびにタクスィムでのテロを計画したという。ドゥルマズとつながりがあったアフメト・ギュネシュのいとこ、イスマイル・ギュネシュはというと、先日ガーズィアンテプ警察署を襲撃した。アンカラ駅でのテロとタクスィムのテロを計画したとして捜索されていたユヌス・ドゥルマズが、ガーズィアンテプ中心地でIS支持派のヌスレト・ユルマズのグループ内で活動を行っていたことも判明した。

事件現場で見つかったばらばらになった遺体の一部の指紋から身元が特定されたギュネシュが、あるニット販売店で働いていたこと、母親を2年前に亡くし、父親が再婚したことで精神状態が崩れ、7~8か月前に家を出ていたことがわかった。ギュネシュが、アンカラ駅と、イスタンブルのベイオール地区でのテロを指示したとされるISのガーズィアンテプ指導者と称されるユヌス・ドゥルマズとつながっていたと考えられている。

■アンカラ駅でのテロ事件資料

アンカラ駅の前で起きた虐殺の調査ファイルにある2015年11月12日付の書類によると、ガーズィアンテプ諜報局は、2015年7月15日に警察に情報を送っていた。
この文書では、ISのガーズィアンテプ地方で実質司令官の役目を担っていたアフメト・ギュネシュがシリアで死亡し、その後継にユヌス・ドゥルマズが任命されたと述べられている。諜報局もISガーズィアンテプ中心部にあるヌスレト・ユルマズのグループのなかで活動していたユヌス・ドゥルマズが2015年にシリアを度々行き来していたことを、2015年8月30日付の書類でアンカラ他21の県に通達した。

■いとこ同士

ヌスレト・ユルマズのグループ内で活動していたユヌス・ドゥルマズは、103人が犠牲となった2015年10月10日のアンカラ駅でのテロ、そしてイスティクラル通りで2016年3月19日に起きた、イスラエル人3人、イラン人1人の計4人が犠牲となり、39人が負傷した自爆テロの犯人として捜索されている。ドゥルマズとつながって活動していた伯父の息子にあたるアフメトとタルハも、アンカラ駅でのテロで逃亡中の容疑者だ。イスマイル・ギュネシュもアフメトとタルハの親戚であることが明るみに出た。アフメト、タルハ・ギュネシュのいとこであるイスマイル・ギュネシュは、アンカラ駅テロ捜査ファイルで逮捕対象者になっていなかった。アフメト・ギュネシュとタルハ・ギュネシュのいとこであるイスマイル・ギュネシュが、ガーズィアンテプ警察署に対するテロを計画したことは、ISがまだ表に出てきていない人々を使い始めたという説への理由となった。

■傷を修復

ほとんど都市のどこからでも聞こえる爆発が作った損傷は昨日の朝、より鮮明に明らかになった。テロが行われた場所から500メートル遠くにある数十箇所のオフィスのガラスが割れ、壁も被害を受けていた。テロが休日に行われたため、周辺のオフィスのオーナーたちは、昨日仕事場へ行き修復作業を行った。市民は物理的な損害よりも、人命が失われたことを悲しんでいる。建物の被害などどうでも良いと述べて、この攻撃を強く非難した。爆発で損傷した警察署、税務局及び広域市役所では、被害状況の確認と修復作業が続いている。爆発地点に最も近い場所にある警察署の前の守衛室は爆発の跡を残している。殉死した警官セルダル・シャクルさんが任務を行っていた守衛室の銃弾を通さないガラスは爆発の影響を受けていなかったが、壁に大きな損傷を受けているのが確認できた。

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( 翻訳者:大畠梨紗子 )
( 記事ID:40382 )