ジャーナリスト・ジャン・デュンダル、襲われるも無傷
2016年05月06日付 Hurriyet 紙

チャーラヤン裁判所で昨日(5日)開かれた国家諜報機構(MİT)の大型トレーラー(TIR)報道に関する裁判の休憩中、ジャン・デュンダル氏が銃を所持した男に襲撃されるという事件が起きた。ジャン・デュンダル氏に対して裁判所前で2回発砲がされたが、いずれもデュンダル氏には命中しなかった。今回、この襲撃事件を最も近くで詳細に捉えた映像が公開された。

MİTの大型トレーラー報道に関して行われた昨日(5日)の裁判において、裁判員らが判決のために休憩を挟んだ間、ジャン・デュンダル氏は裁判所前で記者らの質問に答えていた。この時、一人の男がジャン・デュンダル氏の側へと近づき、「この裏切り者」と叫んで銃を掲げて見せつけた。

その後発砲したこの襲撃者を、デュンダル氏の妻であるディレキ・デュンダルさんや共和人民党(CHP)のムハッレム・エルケキチャナッカレ県出国会議員が取り押さえた。その際に発砲された銃弾により、NTVのヤウズ・シェンカル記者が足に軽傷を負った。デュンダル氏はこの襲撃では無傷だった。現在、デュンダル氏と負傷したシェンカル記者の健康状態は良好とのことだ。

今回、チャーラヤン裁判所前で起きたこのテロ事件の瞬間を、最も近くで詳細に捉えた映像が公開された。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:40401 )