新大統領制、名称は「共和国大統領制」
2016年05月11日付 Milliyet 紙

大統領主席顧問のシェレフ・マルコチ氏は、一部の国民が「大統領制」という考えを気に入っていないと述べ、「固有かつ国民的」とする制度の名前を「共和国大統領制」とすると発表した。

大統領主席顧問のシェレフ・マルコチ氏は、イスケンデルン工科大学で行われた「新憲法と2023年への見通し」という題の会議で演説した。

世論調査では1982年憲法の変更と新しい憲法の作成について、全体の90%が同じ見解でいるとしたマルコチ主席顧問は、一部の国民が「大統領制」という考えを気に入っていないとし、次のように話した。

「アメリカ人は『大統領制』と言う。フランス人は『半大統領制』と言う。私たちは『共和国大統領制』と言うことにしよう。この制度は固有かつ国民的なものとなろう。フランスは革命の解決を『半大統領』という制度に見つけた。今、固有・国民的な憲法と言うのは、私たちが経験してきた問題はアメリカでもドイツでもフランスでも生じなかったからである。私たち自身が経験した。自身が経験したこの問題の解決を求める中、固有かつ国民的な憲法を見つけることになる。『大統領制』というと、アメリカ型か、メキシコ型になるのか、と人びとは口にする。制度を設ける際に、人類のあらゆる経験をもちろん取り込んでいる。この意味で国際法やその中身も取り込んでいる。

アメリカ型でもメキシコ型でもない。アメリカ大陸はいつ発見されたのか?16世紀ではないか?では、アメリカ合衆国、アルゼンティン、メキシコの歴史はどのくらいだろうか。最も威張り散らしているアメリカ合衆国に至っては、200年が新しい。建国まだ200年である。私たちのオスマン帝国の後退・解体は300年かかった。」

マルコチ氏は「私たちは2023年に共和国制が100年目となる年に世界のトップ10か国に入ることを狙っている。これを大統領も要人も述べている。情報からテクノロジーまで、保健から教育まで、ビジネスの安定から防衛産業まで、思い浮かぶものを国民7800万人に提示した。おそらく目標を達成するだろう」と話した。

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( 翻訳者:佐藤彩乃 )
( 記事ID:40433 )