金角湾など新トンネル企画、市議会決定
2016年05月14日付 Hurriyet 紙


「金閣湾―ウンカパヌ海底トンネル道プロジェクト」のために準備された企画修正提案と、「ドルマバフチェ―レヴァズム―バルタリマヌ―アヤザー間トンネルプロジェクト」に関する企画変更案が、イスタンブル広域市市議会において承認された。

イスタンブル広域市の市議会で、「金閣湾―ウンカパヌ海底トンネル道プロジェクト」遂行のために準備された企画修正案が入っている「ファーテフ区金閣湾海底トンネル及びウンカパヌ―カスムパシャ―シシュハーネ連絡点事前プロジェクト」の修正計画に関する委員会報告書が投票にかけられた。

報告書は承認され、「金閣湾―ウンカパヌ海底トンネル道プロジェクト」の実現に障害がなくなった。

このプロジェクトにより、金閣湾の両岸における交通は、海底トンネルが担うことになる。トンネルの片方はカスムパシャ、もう片方はウンカパヌだ。トンネルは上下線があり、トンネル出口には環状交差点が設けられ、複数の道路へと繋がる。1836年に建設されたウンカパヌ橋は、撤去される予定だ。

金閣湾に関する報告の後、「ドルマバフチェ―レヴァズム―バルタリマヌ―アヤザー間トンネルプロジェクト」に関する企画変更提案が話し合われ、本提案を含んだ交通委員会と公共事業委員会による共同レポートが投票にかけられた。

承認投票の前に発言したベシクタシュ区のムラト・ハズィネダル区長は、本事業のためにイスタンブル広域市とコンタクトをとっており、時に誤解が生じたことなどに言及した上でこう述べた。
「私は、私が就任する以前の10年間に区やイスタンブル広域市が一向に進められなかった改善事業に努めてきた。私が就任する前は、イスタンブル広域市は何も着手してこなかった。トプバシュ広域市長と友好的に、本音での対談を始めた際、市長から同じ態度で応えて頂いたことをここで述べたいと思います。」

「ドルマバフチェ―レヴァズム―バルタリマヌ―アヤザー間トンネルプロジェクト」に関する企画変更提案を含む委員会の報告書は、承認投票により承認された。

■トプバシュ広域市長、「私の傑作になる」と発言

イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、「金閣湾―ウンカパヌ海底トンネル計画」について、直近の地方選挙(2014年)の前にエセンレルにおいて行った演説において、「私の傑作になる」と発言していた。

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( 翻訳者:木全朋恵 )
( 記事ID:40446 )