スュメイイェ・エルドアン結婚式、盛大に
2016年05月14日付 Milliyet 紙


エルドアン大統領の娘、スュメイイェ・エルドアンとセルチュク・バイラクタルの結婚式が数多くの招待客の前でとりおこなわれた。花嫁に結婚手帳を第11代大統領アブドゥッラー・ギュルが渡した。招待客は結婚式の前に2人の写真から構成されたムービーショーを観た。スュメイイェ・エルドアンとセルチュク・バイラクタルは招待客の前に、ジェム・カラジャの「(末永くあれ)(ブ・ソン・オルスン)」という楽曲をバックに登場した。

 タイイプ・エルドアン大統領の娘スュメイイェ・エルドアンとセルチュク・バイラクタルの結婚式はハルカルのヤヒフヤ・ケマル・ベヤトル文化センターでとりおこなわれた。

 凡そ6000人の招待客が参加した結婚式で、客たちを入り口でエルドアン大統領の息子ビラル・エルドアンと兄弟ムスタファ・エルドアンが出迎えた。

 政府要人と多くの著名人が集った結婚式は、コーランの朗読から始まった。その後、招待客はスュメイイェ・エルドアンとセルチュク・バイラクタルの思いでの写真から構成されたスライドショーを観て、二人の生い立ちを短い一本のムービーショーで知った。二人の家族のメンバーが集まって婚約式で撮影された写真が初めて公開され、その写真は3月20日にタラビャ荘で撮影されたと伝えられた。

■(二人は)ジェム・カラジャの楽曲の伴奏とともに登場した

 15時に開始と予定された結婚式は混雑が原因で1時間15分遅れ、16時15分から始まった。

 スュメイイェ・エルドアンとセルチュク・バイラクタルは客たちの前にジェム・カラジャの「ブ・ソン・オルスン」の楽曲をバックに登場した。

■証人の中には4ヶ国の首相と1人の政府首脳も

 イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長が仲人を務めた結婚式の証人は、アフメト・ダヴトオール首相、アブドゥッラー・ギュル第11代大統領、フルスィ・アカル参謀総長、イスマイル・カフラマン国会議長、ボスニア・ヘルツェゴビナのベキル・イゼトベゴヴィッチ大統領評議会議長、パキスタンのナヴァズ・シェリフ首相、レバノンのサアド・ハリーリ首相、アルバニアのエディ・ラマ首相が行った。

■ギュル前大統領が結婚手帳を花嫁に渡した

 結婚式が行われた後マイクを手に取った第11代大統領ギュルは「友人の子どもは我々の子どもです。彼らは互いにとてもお似合いだった。彼らはお手本のような家族になると確信しています」と述べた。

 ギュル元大統領は「階級や地位は何であっても、ひとびとは父と母としてこの興奮を味わっています」と述べ、結婚手帳をスュメイイェ・エルドアンに渡した。

■エルドアン大統領は握手し、拍手が起こった

 結婚式でエルドアン大統領は、ギュル前大統領とダヴトオール首相と握手した。首脳陣の握手はホールに盛大な拍手を得た。数人の招待客は結婚式からPeriscopeの配信を行った。

■国外から飛行機で来た

 結婚式に参加するために国外からトルコへ訪れた人々の飛行機もイスタンブルに降り立った。国外からきた初めの招待客グループはカタールからだった。カタールの人々を乗せたボーイング747機は[アタテュルク空港の]迎賓館の前に駐機した。

■エルドアン大統領の家族は結婚式にヘリコプターで赴いた

 エルドアン大統領と家族はフベル荘からヘリコプターで結婚式会場のヤフヤ・ケマル・ベヤトル文化センターに訪れた。

■首相は裏の入り口から入った

 ダヴトオール首相は15時に結婚式の行われるコンサートホールに訪れた。正面入り口は混雑していたため首相一行は裏口を使った。ダヴトオール首相は招待客が使う入り口から中に入った。

 結婚式にはタンス・チルレル元首相とその夫オゼル・チルレル、メスト・ユルマズ元首相の妻ベルナ・ユルマズも出席していた。
 エゲメン・バウシュ元大臣とムアンメル・ギュレル元大臣も結婚式に参加した人物の中にいた。閣僚の大半が参加していた。

■最後にアカル参謀総長が到着した

 ネジデト・オゼル元参謀総長も式に参加した。大統領副官たちによって入り口で迎えられた。フルスィ・アカル参謀総長もスーツ姿で、結婚式に最後の方に到着した人物のひとりであった。

■「法衣のアフメト師」は正面入り口を使った

 芸能人のオルハン・ゲンジェバイ、ジェンギズ・クルトオール、アンカラ広域市のメリフ・ギョクチェキ市長、「法衣のアフメト師」として知られるアフメト・マフムト・ウンル、筋萎縮性側索硬化症の患者でありトラブゾンスポルの元サッカー選手イスマイル・ギョクチェキも結婚式の参加者の中にいた。アフメト師が正面入り口を使ったことが注目された。

■交通がストップ

 正面入り口でも結婚式の開始時間近くには混雑が発生した。多くの赤いナンバープレートの車(政府高官用車)が次々とヤヒャ・ケマル・ベヤトル文化センターの前に来た。通行規制された大通りで参加者達の車で溢れた。

 招待客はハルカル橋の入り口に設けられた検問から中に入った。ミニバスは一定の場所から招待客を結婚式場に送るために往復した。

■市民らからの歓待

 朝早くから地域には多くの警察が任務に就いた。周辺に住む市民は任務を行う警官を歓待した。周囲の建物の屋根には腕利きのスナイパーが配置された。

 結婚式にはまずアティッラ・コチ元文化相が来た。エルドアン大統領の近くで働く友人たちも準備のため早くから結婚式の行われるホールにいた。結婚式の参加者に結婚式場の入り口でソフトドリンクが振る舞われた。職員達は外の報道陣にも飲み物を振る舞った。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:40451 )