PKKの2首領、内輪もめーバユックvs.カラユラン
2016年05月21日付 Hurriyet 紙


テロ組織に関する最新ニュースがまた届いた。PKKユクセコヴァ支部の責任者であり、ユルマズ・キュルドというコードネームを持つユスフ・サイドゥトが作戦の最中に逃亡し、周囲を混乱させた。そして、テロ組織がリーダーと目するジェミル・バユクとムラト・カラユランの間で争いが起きている。

ユクセコヴァで行われたあらゆる準備にも関わらず組織が成功をおさめられないのは、ジェミル・バユクとその部下が臆病だからだと組織内で議論されていることが明らかにされた。特に、ユクセコヴァでジェミル・バユクが信頼するメンバーであり、ユクセコヴァ支部の責任者、ユルマズ・キュルドというコードネームのユスフ・サイドゥトが作戦の最中に逃亡したことが、組織を更に混乱させているという。

カラユランのグループがユクセコヴァでの抵抗運動のために2年を費やして大掛かりな準備を行い、南東部のどの都市にもないようなトンネルやテロリストが「ねずみ道」と呼ぶ地下道が整備され、かなりの銃と銃弾が備蓄されたているユクセコヴァが、たとえ取り囲まれたとしても、郡のあらゆる地域から出入りができるトンネルシステムによって組織のメンバーが派遣できる、そして麻薬取引のための戦略的重要性から必ず組織の権力下になければならないユクセコヴァが大敗北を喫していると述べられたことがわかった。
(カラユラン側は)この大敗北の唯一の責任者として、ユクセコヴァ支部の責任者であり、ユルマズ・キュルドというコードネームのユスフ・サイドゥトが指摘され、間接的にジェミル・バユクを批判しているといわれている。

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( 翻訳者:白尾みさき )
( 記事ID:40519 )