マーザンダラーン出身の殉教者12名の遺体、いまだタクフィール主義者どものもとに
2016年05月10日付 Iran 紙


【イラン・オンライン】革命防衛隊マーザンダラーン州「カルバラー」部隊の広報・宣伝担当副司令官であるホセインアリー・レザーイー氏は、シリアに駐留していたマーザンダラーン出身の戦闘員らは全員、イランに帰国したことを明らかにした。

 レザーイー氏は、聖地防衛にあたっていたマーザンダラーン州カルバラー部隊第25師団の戦闘員全員が帰国したことを発表した上で、「ハーン・トゥマーンでの軍事作戦では21名の負傷者が出たが、現在のところ、彼らの治療に問題は生じていない」と語った。

 同氏はこれらの負傷者のうち9名が昨日帰国したと述べた上で、「これらの戦闘員のうち4名は自宅に帰り、残りの5名はテヘランのバギーヤトッラー病院で治療を受けているところだ」と付け加えた。

 レザーイー氏はまた、「残りの負傷者も現在、帰国の途上にある」と指摘した。

 革命防衛隊マーザンダラーン州「カルバラー」部隊の広報・宣伝担当副司令官は、同州出身の殉教者12名の遺体はいまだ、タクフィール主義者どものもとにあると指摘し、「これらの地域ではいまだに戦闘が生じている。これらの地域を解放することで、殉教者らの遺体の奪還を実現させねばならない」と表明した。

(ISNA)

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( 翻訳者:FJSW )
( 記事ID:40543 )