プーチン露大統領ビックリ発表「トルコとの関係改善が必要」
2016年05月29日付 Hurriyet紙

ウラジミール・プーチン露大統領は昨日、2日間のギリシャ外遊のため訪問した首都アテネでトルコとの関係に関する重大なメッセージを発表した。

ギリシャのアレクシス・ツィプラス首相との会談後に、両国の首脳は共同記者会見を開催。その際、プーチン大統領はトルコ領空を侵犯したとして撃墜された露 戦闘事件の後の土アンカラ政府と露モスクワ政府の関係について説明を行った。プーチン大統領は、「トルコ側から一連の説明を聞いている。露土関係をあらためて 正常化する必要があると考えている」と述べた。

■「コンタクトをとっている状況」

プーチン大統領は、「しかしながら、こちらに与えた損害の保障がなされるといった発表は一切ない。トルコとの関係正常化はロシアも望むところである。しか し両国関係を悪化させたのは我々ではない。そのため(正常化の)第一歩はアンカラ政府から踏み出されるべきだ。そしてもう一つ話しておきたい。我々が歩ん できた何十年もの歳月に、ロシアとしてトルコと友好関係を築くべく膨大な努力を投じてきた。そうして積み重ねたものを突然水の泡にするような行動がなぜなされたのか、私にはいまだに理解できない。戦闘機の撃墜だけではない。というのは、パラシュートで脱出に成功したパイロットは地上からの発砲により殺されている。特に最後に述べた部分は国際法に照らしても戦争犯罪に相当する点を考えていただきたい。その他の部分は、「起こったことは仕方がない」と言うにと どめる。現在、トルコ側とはいくつかのルートで継続的にコンタクトをとっている状況だ。我々が一定の具体的な一歩を待っていることをトルコ側は十分知って いるはずだが、これまでのところいかなる歩み寄りもない。」と発言した。
プーチン大統領は、シリアでのクルド人の状況に関して、「ロシアはシリアのクルド問題解決には関与しない。これは我々の仕事ではない。この件は、クルド人 が集団で暮らす地域やその国の政府の仕事だ」と述べた。また、米国とEUの圧力のせいでブルガリアが承認せず、天然ガスパイプライン「サウス・ストリー ム」計画が撤回を余儀なくされたとのべ、「撤回後、トルコ国内を通す計画を提案した。今日、一つ明らかにするとすれば、我々のトルコ側カウンターパート は、まず手数料の引き下げを要求してきた。合意には至ったが、その後この計画を誰も支持していない」と明らかにした。

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(翻訳者:原田星来)
(記事ID:40580)