輸出、様子見模様
2016年06月01日付 Hurriyet 紙

今年の最初の3か月でヨーロッパが活性化したことに伴い、輸出において発生した増加は4月からブレーキがかかっている。

4月の低下の後、5月の輸出はたった0.1%の増加で107億9400万ドルにとどまった。トルコ輸出協議会(TİM)のデータによると、今年の初めの5 か月で輸出は6.5%の低下で574億7500万ドルとなった。メフメト・ブユックエキシTİM会長は「2016年の2月と3月の増加の後、4月に低下したトルコの輸出は、5月に再び上昇し増加した」と述べた。過去12か月間の輸出は7.9%の損失で1398億3500万ドルに下降した。昨年5月に自動車ストによって打撃を受けた生産と輸出が停止となった。昨年5月に14億ドルであった自動車輸出は今年19億ドルとなり34%の増加となった。輸出が6.2% 増加したアパレル産業は14億ドルの輸出となった。

■イスラエルの驚き

我々の最大の輸出市場であるドイツへ5月で10.8%、今年の最初の5か月で7.3%の輸出を増やした。イタリアへの輸出は5月で22.1%、5か月間で12%増加した。EU諸国への輸出においては5月の増加は5.7%であった。しかし、イラク、イランといった中東諸国への輸出では減少が拡大している。これに次いでロシアへの輸出の損失は大きくなっており、5月で63.2%、5か月で59.2%低下した。最も多く輸出された10か国の中で驚きなのはイスラエルである。イスラエルへの5月の輸出の増加は33.1%であった。したがって、 我々が10番目に多く輸出している市場はイスラエルとなったのである。

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( 翻訳者:奥村 茜 )
( 記事ID:40607 )