MITフィダン局長「日本食はきらい」―大使任命の報道を否定
2016年06月04日付 Milliyet 紙

MİT(国家諜報機構)のハーカン・フィダン事務次官が任を解かれ、東京トルコ大使に任命されるとの報道は間違いだった。フィダン事務次官は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のアフリカ訪問中にこの報道について答え、「私はまだ任務中だ」と述べた。

ソマリアで記者団に答えたフィダン事務次官は、いくつかのインターネットサイトやSNS上でめぐった説について質問され、「私はまだ任務中だ」と述べ、東京トルコ大使任命の噂については「日本食は嫌いだしね」と冗談を飛ばした。事務次官は大統領府スポークスマンのイブラヒム・カルン氏と並んで記念写真を撮った。噂では、次のMİTの事務次官職と目される人物の中にはエルゲネコン事件裁判で懲役刑を受けたレヴェント・ギョタシュ氏の他、カルン氏も挙がっていた。

 フィダン事務次官のほかにも、フェリドゥン・スィニルリオール外相事務次官もニューヨークに配属されると報道され、「大使任命」が近づくにつれ、ソーシャルメディア上で様々な憶測がなされた。報道が出された頃、スィニルリオール外相事務次官はビナリ・ユルドゥルム首相のアゼルバイジャン訪問に同行していた。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:40620 )