エジプト:国内人口が9100万人に達する
2016年06月06日付 Al-Ahram 紙

■統計局:今夜のエジプト人口は9100万人

【サファー・ジャマールッディーン】

中央動員統計局は、今夜10時にエジプトの国内人口が9100万人に達すると発表した。
 
同局長官のアブー・バクル・ギンディー将軍の説明によれば、エジプトの人口は直近の6ヶ月の間に100万人増加し、昨年12月6日の日曜日時点の人口は9千万人であった。同長官の指摘によれば、現在の人口増加率は、2015年に年率2.4%に達し、エジプト社会が直面する最も重要かつ深刻な課題の一つとなっている。これは、先進国の5倍以上、途上国の2倍以上にあたり、具体的には韓国の人口増加率の8倍、中国の5倍にあたる。

同氏が強調するところによれば、現状の人口増加率の継続は、国家の経済開発分野における努力にもかかわらず、生活水準において感じられる進歩の実現を制限し、大きく影響を与えるものであり、人口成長率と利用可能な資源・可能性との間のバランスをとる必要性がある。

加えて、昨日の中央動員統計局の声明が指摘したところによれば、カイロ県は国内最大で人口比10.45%、人口951万人であり、次いでギザ県が8.6%、人口784万人、その次にシャルキーヤ県が7.4%、人口670万人となっている。他方、南シナイ県が国内最少で0.26%、人口17万1千人であり、次いでワーディー・ゲディード県が0.26%、人口23万3千人、その次に紅海県が0.39%、人口35万8千人となっている。また、人口居住範囲は国土面積全体の7.7%に達した。

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( 翻訳者:野間寛人 )
( 記事ID:40626 )