独メルケル首相、エルドアン「暴言」を批判―アルメニア人虐殺決議をめぐり
2016年06月07日付 Hurriyet紙

ドイツ議会での「アルメニア人虐殺」の法案に賛成したトルコ系の上院議員に対する「テロ組織の手先」というエルドアン大統領の発言に対し、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が抗議した。

ベルリンで、メルケル首相は、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領と会談した後、記者会見を行った。議員へ向けられた非難を否定し、「連邦議会の議員は例外なく自由に選ばれている。トルコによる非難と発言は理解できるものではない」と述べた。メルケル首相は、「ドイツはまず自身の虐殺を顧みるべきだ」というエルドアン大統領の言葉に対し、ドイツ自身は自らの歴史を清算してきたし、これからも取り組み続けると返答した。メルケル首相は、欧州安全保障協力機構の今期議長国として、アメリカ、ロシア、フランスと共にナゴルノ・カラバフ紛争の解決に努めたいとし、トルコとアルメニア間で直接の会談がなされるよう努力することを強調。1915年の事件に関する共同歴史委員会の設立に貢献すべきだと述べた。アリエフ大統領も、カラバフ紛争が国連安全保障理事会の決定に従い解決されることを望んでいると述べ、アルメニアがこの地からすぐに無条件に撤退する勧告に従っていないにもかかわらず、この国への制裁が行われていないと述べた。

■外務省代理大使を呼び出し

ドイツ外務省は、エルドアン大統領のトルコ系の議員に向けた発言の後、トルコのウフク・ゲゼリ・ベルリン代理大使を外務省に呼んだ。トルコは協議のためにヒュセイン・アヴニ・カルスルオール大使を本国へ呼び戻していたため、ドイツの抗議はベルリンでのトルコ最高外交官である代理大使へ伝えられた。ウフク・ゲゼル氏へは、アンカラ(トルコ)からの直近の発言について、「理解できない」というメッセージが伝えられた

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(翻訳者:西田夏子)
(記事ID:40639)