スキャンダル!建築家シナンの複合施設脇に、鉄筋ビル
2016年06月09日付 Hurriyet紙


イスタンブルのウスキュダル地区にある建築家ミマル・シナンの手によるアティク・ヴァーリデ複合施設を巡り、大きな騒動が起きている。築450年のこの建物の下部にコンクリートを流し込み、学生寮の建設工事が進んでいるのだ。

複合施設は、シナンがスルタン・ムラド3世の母ヌルバヌ后妃の命で1570~79年に建てたもの。修道場の部分に隣接するように、鉄筋コンクリートのビルが建てられている。
工事表示板には、2013年11月16日付で保護委員会から許可を取ったとある。工事はイスタンブル第二地域ワクフ管理局が発注し、請負業者はアティク・ヴァリド科学奉仕財団。建設しているのは学生寮と表記されている。
歴史ある建造物の壁の隣に少なくとも4メートルの穴を掘り、コンクリート基礎が築かれている。建物への悪影響はかなり大きいとみられる。これほど重要な建 築物に隣接して鉄筋ビルの建築許可が下りるのは、第2863号文化財保護法にも反している。ビルの鉄筋は、貴重な複合施設の壁にも接している。

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(翻訳者:川原田嘉子)
(記事ID:40654)