戸籍庁長官「1100万人以上の若者が未婚」
2016年05月19日付 Mardomsalari紙

【マルドムサーラーリー紙3面】国家戸籍庁長官は、「94年度(2015/16年)の統計によると、結婚件数は前年度に比べて5.4%減少し、結婚適齢期にある若者の1100万人以上が未婚であるという事態に我々は直面している」と述べた。

 イラン学生通信(ISNA)によると、アリーレザー・アーヴァーイー長官は戸籍庁で開催された国民人口デーの大会の中で、次のように付け加えた。

この状況が示しているのは、人口総合政策の第2項、すなわち結婚の障害を取り除き、家族形成を促進・普及させることを実現するためには、根本的な対策が講じられなければならない、ということである。

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 国家戸籍庁長官はさらに、次のように強調した。

離婚に関連した社会病理を防ぐためには、本格的な対策を講じる必要がある。真にイラン的・イスラーム的生活スタイルを普及させることが、間違いなく問題の打開につながるだろう。なぜなら、我々の統計が示すところによれば、本来あるべき真正な生活スタイルや風俗習慣が保持されている地域では、離婚のような社会病理は他の地域に比べて軽微だからである。

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 アーヴァーイー氏は、国家戸籍庁が作成し発表した非常に重要な統計の一つに、全国および世界中のイラン人の出生数に関する統計があると指摘した上で、次のように述べた。

94年〔2015/16年〕には、国内では約157万件、海外在住のイラン人からは約1万件の出生届が出されている。これは、昨年に比べて2.3%の増加である。この増加率は取るに足らない、相対的なものに思われる。しかし、こうした近年の出生件数の相対的な増加は、50年代、60年代生まれ〔※概ね西暦1970〜80年代〕の年齢層が結婚・出産の適齢期に達したことが原因である。結婚・出産適齢期にある年齢層の、人口ピラミッドにおけるでっぱりが過ぎ去れば、今後数年で再び出生数の減少が起こるものと思われる。

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 国家戸籍庁長官は、94年度の結婚統計について触れ、「昨年は約68万5千件の婚姻届が出され、うち86.3%は19歳から34歳の男性によるもの、88.3%が13歳から31歳の女性によるものであった。平均結婚年齢は、男性で28.5歳、女性で23.8歳に達しており、近年では晩婚化の傾向がある」と述べた。

 アーヴァーイー氏は次のような指摘で、自らの発言を結んだ。

大都市における平均結婚年齢の上昇は、国の平均に対して、注目に値するほどの違いがある。実際、テヘランのような大都市では平均結婚年齢が男性で31.1歳、女性で27.2歳であり、テヘランの各地区でも大きな違いが現れている。例えば、テヘラン北部では平均結婚年齢は男性で32.4歳、女性で29歳である。この状況はさまざまな要因、なかでも各都市・地域における生活スタイルの違いに起因している可能性がある。


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(翻訳者:CHK)
(記事ID:40686)