ディヤルバクル、PKKの襲撃を防いで亡くなった村人に補償金
2016年06月16日付 Hurriyet 紙


ヒュセイン・アクソイ・ディアルバクル知事は、県中心部のスル郡デュルムル・メズラーでPKK(クルディスタン労働者党; 非合法)が起こした車両爆弾テロの犠牲者家族に補償金を支払うと語った。

 ヒュセイン・アクソイ・ディアルバクル知事は、市の犠牲者や負傷者の家族にイフタール(断食明けの食事)をふるまった。イフタールにはアクソイ知事の助役、郡長、県警のアドナン・タシタン本部長、スル郡デュルムル・メズラーでPKKの車両爆弾の犠牲となった住民16人の親族も加わった。コーラン朗唱後、食事をした後、アクソイ知事は、ドュルムルで犠牲となった16人らに哀悼の意を捧げるとともに、テロとの戦いを最後まで続けると語った。

 アクソイ知事は、デュルムルで犠牲となったタヌシュク村の16人の親族に補償金を支払うとし、次のように述べた。

 「このテロで命を落とした方々の親族には法5233条の枠での措置がなされる。タヌシュク村で犠牲となった16人についてもこの措置を始めており、法が想定している補償金をお支払いした。

 各ご家族への年金についての取り決めも完了した。現在、全てのご家族のうち各1人の就業に関する申請を受け付ける。今はこの申請を受け付けているところだ。

 国は、テロの犠牲となったすべての国民を保護する。先程の法にしたがい、タヌシュク村の住民についても保護し、保護し続ける。1人あたり約32,000リラ、また両親、配偶者、兄弟に一定の割合で年金をお支払いするのは先程申し上げたとおりだ」と述べた。

 タヌシュク村のバイラム・ヤマン村長は、村の住民はいまだ不安を抱えており、恐怖で眠ることもできないと語り、治安対策を進め、国が自分たちのためにあらゆる方策をとっていると話した。

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( 翻訳者:貝瀬雅典 )
( 記事ID:40693 )