「麻薬の濫用が原因で一日に10人が死亡」—テヘラン州麻薬対策連携評議会書記が明かす
2016年06月16日付 Mardomsalari 紙

【マルドムサーラーリー紙3面】テヘラン州麻薬対策連携評議会の書記は、麻薬を使用している生徒・学生たちの特定と治療を行っているところだと指摘した上で、「我々は麻薬常習者となった生徒・学生たち専門の病院〔の設立〕を考えてきた。我々は〔そこで〕彼らの治療を集中的に行うつもりだ」と表明した。

 イラン学生通信(ISNA)の報道によると、モハンマドレザー・アーザルニヤー氏は「国際薬物乱用防止デー」〔=6月26日〕に際して開かれた記者会見で、生徒・学生たちの間で広がる麻薬中毒問題への対策に関するISNAの質問に答えるなかで、「国内の学校における麻薬中毒の蔓延率は1.2%であり、我々はこの問題に関して対策をはじめたところだ」と述べた。

 同氏はさらに、「麻薬消費に絡め取られている生徒・学生の特定作業を行っているところだ。我々は生徒・学生たちによる〔麻薬常用の〕隠蔽・秘匿行為を排除するべく努力してきた」と付け加えた。〔‥‥〕

 同氏は、「〔‥‥〕麻薬との闘いは、文化的侵略との闘いの一部に客観的に位置づけられる行為である。麻薬の蔓延は、《強要された戦争》〔=イラン・イラク戦争〕に匹敵する〔ほどイランに打撃を与える〕ものだと言えるかもしれない」と続けた。〔‥‥〕

 テヘラン州麻薬対策連携評議会書記は、テヘランは麻薬中毒の蔓延率という点から見て、〔国内で〕9番目に高いと指摘した上で、次のように述べた。

97%以上の一般市民はクリーンであるが、この3%の〔麻薬〕汚染こそが懸念すべき点なのだ。麻薬に起因する国への経済的ダメージは年間100億トマーン〔※ママ。約3億3千万円。ペルシア語の記述から考えて、10兆トマーン(約3300億円)の間違いだと思われる〕であり、様々な悪しき行為、窃盗、そして〔男女の〕不貞行為のもっとも重要な遠因となっているのが、麻薬中毒なのである。また、〔麻薬の濫用は国民の〕死亡原因の4番目に位置しており、近年では一日に10人が麻薬の濫用が原因で命を落としている。

 アーザルニヤー氏はさらに、昨年度と今年に入って最初の2ヵ月間〔=2016年3月20日からの2ヵ月間〕の〔麻薬の〕供給対策に関する統計を発表し、「昨年は〔テヘラン〕州全体で〔麻薬の〕小売人が7万4815人逮捕され、司法に送検された。この数は今年に入って最初の2ヵ月間で、1万5706人に上る」と述べた。

 同氏は続けて、「昨年は2万7700キログラムの麻薬が、また今年に入って最初の2ヵ月間で7383キログラムがの麻薬が発見された」とし、「昨年度、麻薬を公然と使用していた常用者9760名が摘発された。今年に入って最初の2ヵ月間では、この数は3827名に上り、うち80名が女性であった」と付け加えた。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:SGN )
( 記事ID:40778 )