ロシア・トルコ関係、正常化へ―エルドアン・プーチン電話会談
2016年06月30日付 Hurriyet紙

11月24日に墜落させられたロシア機のパイロットの死に関してトルコが悲しみを表した書簡をモスクワに送った後、昨日エルドアン大統領 とロシアのプーチン大統領が7ヵ月ぶりに電話会談をした。プーチン大統領はエルドアン大統領にイスタンブルにおけるテロ攻撃のためお悔やみの言葉を送り、 会談の後、国交正常化の通達が出された。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と(トルコの)レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の間で戦闘機撃墜危機が起こった2015年11月24日以後、実現した最初の電話会談の後、国交正常化と近いうちに直接会うことが決められた。二人の指導者は中国で行われるG20サミットとその前にも会談を行うことを計画していたことが分かった。プーチン大統領は50分間続いた電話会談の後、大臣らにロシアとの経済関係の正常化プロセスを開始するとの通達を出した。プーチン大統領は会談でエルドアン大統領に「再びお話できて嬉しい。この状況は二国にとって有益ではない。新しいページを開こうではありませんか」と述べたことが分かった。

■肯定的な雰囲気の中、終わった

トルコが領空侵犯を理由に2015年11月24日にロシア機を落としたこと、そしてパイロットを殺したことを受けて二国間で緊張状態となった。エルドアン大統領は緊張状態を解くために11月26日にプーチン大統領に電話をかけたが会話することはできなかった。エルドアン大統領はこの状況に対し、「プーチン大統領に電話をかけたが返答はなかった」と発表した。その後6月27日に送られた書簡に対し、プーチン大統領は昨日12時にエルドアン大統領に電話をかけた。大統領府の情報によるとプーチン大統領はイスタンブルでのテロを激しく非難したことが明らかにされ、エルドアン大統領を通じてトルコへお悔やみの言葉を送った。指導者らはテロに対する共闘の決意を強調した。プーチン大統領とエルドアン大統領は連絡を取り合い、そして直接会談することにおいても合意した。会談は肯定的な雰囲気の中終わり、土露間における二国間関係正常化の重要性について話し合われたことが明らかにされた。二人の指導者は二国間関係を再び活発にするために必要な一歩を踏み出す一方で地域における政治的、経済的及び人道的危機に対する協力の重要性をも指摘した。

■渡航禁止令は撤回される

ロシア政府より行われた発表でトルコからプーチン大統領に送られた書簡により「危機を乗り越えるチャンスを手に入れたこと」が明らかにされた。プーチン大統領の名において行われた発表で以下のように述べられた。「この関係で我々のパイロットを殺したことで非難されたトルコ国民の罪が明白で客観的な形で結論付けられることを信じたい。二国間では。ロシアの大臣らにトルコにおける閣僚と接触しながら貿易、経済および他分野での関係を相互利益に基づいて軌道に乗せるようにとの通達が出された。ここで最初の一歩としてトルコへの渡航禁止令が撤回されることを述べた。勿論トルコ側からも再びトルコを訪問し始めるロシア市民の安全性のため追加対策がとられることを要求した。」ロシア政府もトルコ政府のように会談が「完全に建設的で友好的なかたちで行われたこと」をも述べた。エルドアン大統領は2016年6月12日がロシアにとって国民の日であるためプーチン大統領にお祝いのメッセージを送った。エルドアン大統領は月曜日に公開された書簡においても「亡くなったロシアのパイロットのご家族にもう一度その痛みを分かち合っていることをお伝えし、お悔やみ申しあげたい」とのメッセージを送った。

■新しいページを開こう

アンカラより得られた情報によるとロシアのプーチン大統領による注目すべきメッセージは以下の通り。「この状況は二国にとって有益ではない。新しいページを 開こうではありませんか。またお話できて嬉しい。テロとの闘いについては昨晩送ってもらったメッセージに賛同する。地域における二つの大国としてロシアとトルコには果たすべき責務がある。」大統領は大統領宮殿においてスタッフのために準備されたイフタールの場で行ったスピーチで「親愛なるプーチン大統領との会談は以前から決められていた。我々の課題は他のものだった。二国にとって有益な会談を行った。関係回復に関して意見を共有した。親愛なるプーチン大統領と9月に中国で行われるG20会議でより包括的な会談を行うことに決定した。観光に関する歩みを迅速に進めていくという決断もした」と述べた。

■計画表はソチで明らかにされる

メヴジュット・チャヴシュオール外務大臣とロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は明日ソチで行われる会談で二国にとっての新しい計画表が定められることが期待されている。チャヴシュオール外務大臣とラブロフ外務大臣は戦闘機撃墜事件後初の直接会談を、昨年12月にベルグラードで行われたAGITサミットで行っている。

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(翻訳者:満生紗希子)
(記事ID:40784)