ラマディー北部、ザンクーラとブー・リーシャの解放作戦を開始
2016年06月20日付 Hamshahri 紙


 アンバール県作戦司令部は、イラク軍が月曜日に同県の中心であるラマディー北部でザンクーラとブー・リーシャの2地区の解放作戦を開始したことを明らかにした。

 ユーフラテス・ニュースのニュースバンクから引用したイラン国営通信の報道によれば、イスマーイール・アル=ミフラーヴィー司令官もまた、「この軍事作戦は、対テロ特殊部隊と警察戦術部隊の協力、及びイラク空軍と対ダーイシュ(ISIL)連合のサポートにより開始された」と報告したとのことである。

 彼は「この作戦は、いくつかの幹線道路で開始され、現在までに七人のダーイシュメンバーを殺害した」と加えた。

 イラク軍は、先週の金曜日(西暦2016年6月17日)に、ラマディー西部のファルージャ(またはファッルージャ)市へ至る幹線道路へ進攻し、ファルージャ市の行政区画を攻略した。そして、イラク国旗が行政庁舎屋上に掲揚された。

 テロリスト集団ダーイシュの支配から、ファルージャ市を解放する作戦は5月23日(ホルダード月3日)に開始されている。

 ダーイシュというテロリスト集団と、その現地協力者にとってのファッルージャ市の重要性を考慮すると、事実上、ダーイシュの活動はイラクでは終焉を迎え、ニネヴェ県およびその中心地であるモスルへの前進作戦は、それほど難しいものにはならないだろう。イラク首相とイラク軍総司令官は、それが目前に迫っていることを約束した。

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( 翻訳者:TM )
( 記事ID:40788 )