オスマンガーズィ橋、開通
2016年06月30日付 Hurriyet 紙


今年4月に完工し、2つの大陸の2つの湾を結ぶオスマンガーズィー橋が、昨日(7月1日)公式に開通した。エルドアン大統領は、ラマダン 期間中、橋の通行料を無料にすると述べた。一方、アフメット・アルスラン交通海事通信相は、橋の通行料は88リラ75クルシュとなると発表した。

イスタンブル-イズミル間の道路交通を3時間半に短縮するゲブゼ-オルハンガーズィ-イズミル・ハイウェイプロジェクトの最重要地点であるオスマンガー ズィー橋が、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領、ビナリ・ユルドゥルム首相、アフメト・アルスラン交通海事通信相が参加した式典を以て、昨日(7月1日)開通した。約39ヶ月の工期を経て完工した橋は、吊り橋として世界第4位の長さを誇る。エルドアン大統領が行った開通式のスピーチで、ラマダン休暇の9日間、橋の通行料は無料になると発表した。

同橋のディロワ側で行われた開通式には、エルドアン大統領、ユルドゥルム首相、アルバニア首相のエディ・ラマ、ヌマン・クルトゥルムシュ副首相、ヌレッティ ン・ジャニクリ副首相、メフメト・シムシェキ副首相、多数の閣僚、国会議員、官僚、工事請負会社の幹部陣、国外からの来賓、自治体長、トルコ国民が参加した。

■1915チャナッカレ橋

エルドアン大統領による式典でのスピーチでは、オスマンガーズィ橋プロジェクトが計画から全ての段階を逐一注視してきた作品であることを語り、下記の通り述べた。「礎石式から最後のデッキまであらゆる段階で個人的に関与してきた。ここ13年、我々が実現してきた多くのプロジェクトでそうであったように、このプロジェクトも遅延した。少なくとも50年前には行わねばならなかった仕事を今日、完成させたのだ。死去された日本人技術者の岸竜一さんに追悼の意を述べる。オスマンガーズィー橋は、マルマラ環状道路の重要地点である。現在、我々のアジェンダで、チャナッカレ1915橋が上がっているのをご存じか。カナル・イスタンブルプロジェクトもある。これも実現しよう。」

■開通は8月26日

エルドアン大統領は、スルタン・セリム橋が8月26日に開通されると述べ、ユーラシアトンネルの開通が12月26日になると発表した。同大統領は、「マルマライは、誰も想像つかず、いろいろ言われた。2013年10月29日から本日までマルマライを利用した人の数は1,350万に到達した。全てこれらは、意思のなせる業である。イスタンブル・ボスポラスにかかる3番目の橋を世界に誇る作品として成そう。全8車線で中央を特急列車が通ることになる」と述べた。

エルドアン大統領は、スピーチの最後に「良いニュースとは何か?まずは、プロジェクト請負企業に対するこの良いニュースを実現して頂き感謝する。オスマン ガーズィー橋は、バイラム中は無料で皆さんに開放される。そして、私は、請け負い企業の仕事を、同時にこの橋のサダカとして幸運を」と述べた。

■時は金なりと言った。

ビナリ・ユルドゥルム首相も、バイラム前にバイラムを体験していると述べ、トルコがテロに対し一層生産を行って、友好的に共有して答えを出すと述べた。ユルドゥルム首相は下記の通り述べた:「オスマンガーズィー橋は、この地域のみならず、イスタンブル、コジャエリ、ヤロワ、ブルサ、バルケシル、マニサ、イズミル県を活気付ける。このルートの旅行を苦痛から楽しいものに変えるのだ。これが文明であり、時は金なりと言ったが、世界有数のプロジェクトの1つが今日、開通された。50年間、この橋の建設をめぐって時間を失ってきたのだ」。

■橋の通行料は88リラ75クルシュ

アフメト・アルスラン海事交通通信相は、テレビの生放送でオスマンガーズィ橋の通行料は88リラ75クルシュと発表した。

■オスマンガーズィ橋はバイラムにより無料

国民的オートバイレーサーのケナン・ショフオール氏は、昨日(7月1日)開通したオスマンガーズィ橋を時速400キロで走破した。1.5キロメートルの区間を30秒以下で走り抜け、式典後、参加者のために、再度走行した。

■イフタール10,000食

-橋の開通を見に来た人々に対し、「女性用」、「男性用」の区画が割り当てられた。エルドアン大統領は、式典場で告知された開始時刻から約1時間遅れの19時頃ヘリコプターで到着した。傍には、アルバニア首相エディ・ラマ氏もいた。

-エルドアン大統領は、ラマ首相と手を取り合い式典会場に入った。

-式典会場には、アタテュルク、エルドアン大統領、ユルドゥルム首相のポスターと巨大な公正発展党コジャエリ県支部の旗が掲げられていた。

-式典中、頻繁に関係者間で言い合い、押し合いがあった。

―式典後、イフタール10,000食が提供され、蝶ネクタイをしたウェイターが給士した。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:40791 )