露土外相会談、シリアで共同作戦合意
2016年07月02日付 Hurriyet紙


トルコ・ロシア間で昨年11月から現在まで継続している緊張状態の打開に向けて、昨日重要な会談が実現した。メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、ロシア側のセルゲイ・ラヴロフ外務大臣と黒海経済協力機構の会議の際にロシア・ソチで一緒になった。危機的な状況の後初めて公式に対テロ共同作戦に合意した。

昨年11月にトルコ領空に侵入したことによりロシア戦闘機が撃墜された後、ロシア・トルコの間で発生した緊張関係を正常化する努力を継続している。ロシアのソチで昨日開催された黒海経済協力機構(KEI)第34第首脳会議に参加するために訪れたメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣がロシアのセルゲイ・ラ ヴロフ外務大臣と会談をした。シリア問題を議論した際に、両国がISのテロと戦う重要な決定をした。
約50分間の2人の会談後最初の会見はラヴロフ大臣から行われた。ラヴロフ大臣はエルドアン大統領からの書簡と、ロシアのプーチン大統領とエルドアン大統領の間で行われた電話会談に触れ、「トップレベルで実現した最近の両国間の折衝とトルコの大統領から書簡が届けられた後行われたこの会談は、非常に重要である。我々が期待していることは会談が適切なトーンで継続していくことだ。二か国関係で経済では貿易について、観光ではシリア危機、地域問題にいたるまですべての問題を検討しよう」と語った。2者間会談の最初の具体的な成果はロシアとトルコの対テロ共同作戦の決定である。ラヴロフ大臣は、会談後の会見の中で「トルコ側とロシアの間に新たなテロ対策グループを構築した。このグループには両国の外務省職員と治安当局職員が参加する。危機の前にすでにこのようなグループは存在した。空軍の活動(シリアにおける)を考慮する際、この両国間の折衝は、両国の軍隊を含む異なる方法を展開していくだろう」と述べた。ロシアのタス通信社によればラヴロフ氏は、「ロシアとトルコの軍隊の間でシリアに関する協議を行うことを望んでいる」と話している。

■大きな見解の相違はない

チャヴシュオール外務大臣は会談が非常に有効で建設的なものだと明らかにした。ラヴロフ大臣との会談でシリア危機に重点をおいたと述べたチャヴシュオール大臣は次のように話した。「もともとロシア・トルコ間ではシリアで起こった事件について、想定してされていたような大きな見解の相違はなかった。トルコもロシアのようにISやヌスラ戦線のような組織をテロリストと定めている。それらの組織とロシアと同様に戦っている。それらの組織がトルコでテロ攻撃をしていたこともトルコがテロと戦っていることのあらわれである。ロシアと協議しながらシリア問題に対して共闘する必要がある。シリア危機は政治の外では解決しないためできるだけ早くジュネーブ協議は再び始められる必要がある。トルコは、この面でもロシアとともに更に広範な協力が行われるだろう」と述べた。

■プーチン・エルドアン首脳会談は8月中に実現するか

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とエルドアン大統領は6月29日に行われた電話会議の後、両国のリーダーは9月以前に会談を行うと発言した。両国のリーダーは9月4日,5日に中国で行われるG20サミットで会談できることを明らかにした。ロシアとトルコの外交筋は、去年の戦闘機の撃墜の件が理由で両国首脳の参加がキャンセルされた高レベル協力会議(ÜDİK)で実現されうることを発言し始めた。8月にプーチン・エルドアン会談と ÜDİKの会議はが再びソチでおそらく行われるだろうとみられている。プーチン大統領の広報官であるディミトリー・ペスコヴ氏は、この件は まだ決定ではないと話した。

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(翻訳者:尾形知恵)
(記事ID:40794)