PKKの塹壕作戦の被害レポート、発表―ディヤルバクル・シュルナク両県
2016年07月03日付 Hurriyet紙


ディヤルバクル広域市のギュルタン・クシャナク市長とシュルナクのセルハト・カディルハン市長が共同で代表を務める南東アナトリア地域自治体連合(GABB)は、南東地方での衝突の結果について「被害検証と避難報告」を作成した。テロリスト無力化を目的に行われた作戦後、同作戦後の被害検証作業が行われ、それらのデータから合計88万806人の人口を要する県・郡で45万1117人が衝突の直接的な影響を受けたと考えられる。報告書に記載されたデータは次の通りである。

■ディヤルバクル県

スィルヴァン郡:郡内の合計人口は8万3633人。塹壕が掘られ、作戦が行われたテケル区、メスジド区、コナク区の人口は1万4345人。同郡では6度にわたり外出禁止令が発令され、商業施設105、家屋552、公共施設4つが被害を受けた。

スル郡:これまで6度の外出禁止令が出された。同郡の人口は5万341人、うち4万5000人が影響を受け、家屋1110戸が破壊された。

ビスミル郡:人口10万8560人を擁する同郡は4度の外出禁止令を経験している。1万1698人が直接的な影響を受け、家屋、商業施設あわせて41戸が被害を受けた。

ディジレ郡:10月に発出された外出禁止令以降、人口4万33人中、518人が影響を受け、22の家屋と商業施設が被害にあった。

■マルディン県

ダルゲチト郡:人口2万8981人。直接的に影響を受けた市民の数は1万5355人、家屋26戸、商業施設9つ、公共財1つが被害を受けた。

ヌサイビン郡:3月14日の発令以降、外出禁止令が続いている同郡では、人口11万6068人のうち8万人が直接的な影響を受けた。郡内の建築物の7割が被害を受け、ヌサイビン郡中心地が8キロ離れたチャーラル村に移設されることが検討されている。

デリキ郡:合計人口は6万1320人。作戦が展開されたカレ区、ジェヴィズプナル区、ダー区、キュチュクプナル区の人口は1万4280人。これらの区では2015年11月26日から12月3日までの期間に外出禁止令が発出されていた。商業施設56、家屋172戸が被害を受けた。

■ハッキャーリ県

ユクセコヴァ郡:同郡では2015年8月から2016年3月までに5度の外出禁止令が発令され、人口6万8757人のうち4万人が影響を受け、郡の中心の8割が被害にあった。

シュムディンリ郡:人口1万5739人のほとんどが影響を受けた。2015年8月に行われた作戦で商業施設112、公共施設5、家屋42が被害にあった。

■シュルナク県

中心部:人口6万1335人を擁する県中心部では2016年3月14日に外出禁止令が発出された。その後、2016年6月3日に作戦が終了したが外出禁止令は継続している。人口のほとんどが被害を受けた。また全建造物のうち小程度の被害を受けた建物が3133戸、中程度647戸、重度の被害がみられるものが787戸ある。867戸が全壊、1336戸が焼失したとみられる。

ジズレ郡:人口11万2973人。直接的な影響を受けた人は6万7162人。9800戸の建物が被害を受けた。被害の度合いは小程度1800戸、中程度1750戸、重度1250戸とみられている。歴史建築に登録された建物にも被害があった。

シロピ郡:ジュディ区、バシャク区、バルバドス区、ヌフ区、シェヒト・ハルン・ボイ区をあわせた合計人口は4万3670人。216戸が全壊、もしくは全壊の恐れがある建物であり、合計で445の建造物が被害にあった。

ベイトゥシェバプ郡:人口5263人の中心部ではほとんどが影響を受けた。被害の程度は、小程度10戸、重度14戸で、合計24の建造物が被害にあった。

イディル郡:2月16日から3月20日までに作戦が展開され、人口2万6511人のほとんどが影響を受けた。また1200戸の建物が被害を受けた。

■ムシュ県

ヴァルト郡:合計人口1万241人の都市のほぼ全域が作戦の影響を受けた。家屋と商業施設合計91戸が被害にあった。

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(翻訳者:原田星来)
(記事ID:40797)