パン屋で生きているラマザンの精神
2016年06月24日付 Yeni Safak紙


エルズルムのあるパン屋は、相互扶助、団結、兄弟愛、そして慈悲の感情がひときは際立つラマザン月に様々な実践をおこなうことで、こうした感情が行きわたり、また生かされることにおいて模範となっている。

犠牲者や兵士の家族のために無料パン配布を実践するパン屋は、同時にパンを買うお客たちに、購入金額に関わらず、望むだけのイフタール菓子のもてなしをしており、また貧しい人たちに支援をしたいと思う人々に「善意のパン」(無料でのパン配布)を実践することで、(慈善の)仲立ちをしている。

パン屋の主人のアイクト・コチさんは、1986年以来営業しており、家業としてこの仕事をしてきたと話した。

今年、ラマザンの精神にふさわしいことをやりたいと述べるコチさんは、以下のように述べた。

「ラマザン月は気前良さ、相互扶助、兄弟愛、慈悲、神の恩恵の月であるので、我々も今年のラマザン月には、特に東部や南東部で犠牲になった人々そして兵士として闘ったわが兄弟らを、そしてその家族を考えながら、ほんのわずかであったとしても、そうした家族への支援のために、すべての犠牲者や兵士の近親者に、望むだけのパンの支援を始めました。
これはただラマザン月だけのことではなく、ラマザン月の後も私たちがここにいる間、このビジネスをここでやっている間、すべての犠牲者と兵士、その近親者へできるだけあらゆる支援を常にするつもりです」。

コチさんは、ラマザン月の精神を反映させるために、さらにお客さんにイフタール菓子をもてなしていることを、そして貧しい人に支援したいと考えているお客たちのために、「善意のパン」の伝統を、自分のビジネスにおいても大切にし始めたと説明し、以下のように続けた。

「私のパン屋にやってくるすべてのお客がパン一個を購入しても、五個購入しても、ともあれ、我々は彼らにお菓子をもてなしています。このためにいかなる制限も設けていない。
3キロ、5キロ、10キロと言った制限はありません。望むだけ差し上げています。
さらに別の試みとして、「善意のパン」キャンペーンも行っています。もともとこれはたんなるキャンペーンではなく、我々がこのキャンペーンの仲立ちをしています。
余裕のある国民が、経済状況がよくない人々にとっての、我らが家族にとっての支援者となることができるために、時折我々が橋渡しをしています。こうして慈善者の善意を、善意を必要とする者たちに私たちが送りとどけているのです。

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(翻訳者:トルコ語メディア翻訳班)
(記事ID:40809)