バイラム8日、交通事故死120人
2016年07月09日付 Hurriyet 紙


バイラム休暇8日目、全国の自動車道で発生した交通事故で120人の命が失われ、389人が負傷した。

閣議決定によってラマザン・バイラムの前夜にあたる7月4日月曜日と、その後7月8日金曜日に公務員の休暇が認められ、9日間となったラマザン・バイラム休暇で、各町が空になった。イスタンブルをはじめとして、大都市の海岸に7月1日金曜日夕方から始まった「バイラム移住」はバイラム前夜まで続いた。ヨーロッパ横断自動車道(TEM)をはじめとする都市間道路では交通がしばしば渋滞する一方、警告がなされ対策が取られたにも関わらず交通事故によって複数の道路が再び血の海と化した。

■各日の事故

全国の自動車道で先週金曜日の夜から今日(9日)17時までに発生した事故で、120人が死亡、389人が負傷した。事故が最も多かったのは日曜日で、26人が死亡し72人が負傷した。日毎の事故の一覧は以下の通り。

・7月1日:金曜日、サカルヤ、ブルサ、デニズリで発生した3件の事故で、9人が負傷した。

・7月2日:土曜日、ボル、アンタルヤ、カイセリ、アイドゥン、コジャエリ、シャンルウルファ、トラブゾン、ブルサで死者を出す事故があり、13人が死亡した。ボルでは、トンネルの入口に長距離輸送用大型トレーラー(TIR)が衝突、5人が焼死した。これらの死亡事故と他の事故で、計29人が負傷した。

・7月3日:日曜日、スィノプ、ブルサ、アンタルヤ、デニズリ、ニーデ、アイドゥン、ビレジキ、ウスパルタ、メルスィンでの死亡事故で、26人が死亡した。スィノプの事故では5人、ブルサの事故では4人、アンタルヤとデニズリ、アイドゥン、ニーデ、ビレジキでの事故ではそれぞれ2人が死亡した。これらの事故と同日発生した別の事故で72人が負傷した。

・7月4日:ラマザン・バイラム前日の月曜日、サムスン、カフラマンマラシュ、カイセリ、アドゥヤマン、サカルヤ、バイブルト、ムーラ、シャンルウルファ、カスタモヌで発生した事故で、19人が死亡した。サムスンの事故では4人、カフラマンマラシュの事故では3人が死亡した。月曜日には死亡事故とその他の事故で48人が負傷した。

・7月5日:バイラム初日火曜日、ボル、コンヤ、アンタルヤ、チョルム、デニズリ、テキルダー、スィヴァス、ブルサで発生した事故で、11人が死亡、57人が負傷した。

・7月6日:バイラム2日目水曜日、アンタルヤ、サカルヤ、クルッカレ、アイドゥン、イズミル、マニサ、カフラマンマラシュ、コジャエリ、カスタモヌ、ガーズィアンテプ、コンヤ、カラビュクで発生した事故で、11人が死亡、37人が負傷した。

・7月7日:バイラム3日木曜日、コジャエリ、クルッカレ、アダナ、エラズー、イズミル、デニズリ、ゾングルダク、ムーラ、アドゥヤマン、サカルヤ、アフヨン、カスタモヌ、ヴァン、バルケスィル、ハッキャーリ、ウスパルタで発生した21件の事故で、19人が死亡、60人が負傷した。コジャエリ県カルテペ郡の事故では4人が死亡、1人が負傷した。

・7月8日:バイラム休暇7日目、ハタイ、チョルム、アンタルヤ、リゼ、キュタフヤ、シャンルウルファ、アクサライ、ゾングルダク、エルズィンジャン、ムーラ、ガーズィアンテプで発生した14件の事故で、11人が死亡、51人が負傷した。

・7月9日:バイラム休暇8日目、アンカラ、コンヤ、テキルダー、デニズリ、サムスン、ギュミュシュハーネ、アイドゥン、シャンルウルファ、イズミル、イスタンブル、ヴァン、デュズジェで発生した14件の事故で、10人が死亡、26人が負傷した。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:40840 )