サーカスから熊2頭、ライオン1頭逃げ出す―イスタンブル
2016年07月10日付 Milliyet 紙


イスタンブルのエセンユルトにあるショッピングモールの中庭で、室内サーカス所有のライオン1頭、熊1頭が放置された状態でみつかった。市内で興行していた室内サーカスが動物を劣悪な環境で飼育していたことも明らかになった。

林業治水省第一地域管理局に「エセンユルトのショッピングモールの中庭で、室内サーカスの野生動物動物が所有者に遺棄され劣悪な環境におかれている」と通報があった。

これを受けて出動した職員は、イスタンブル市エセンユルトのショッピングモールの中庭で、室内サーカス所有のライオン1頭、熊1頭が所有者に放置されているのを発見。2頭はカラジャベイのジェラル・アジャル野生動物救護リハビリセンターに移送されて、治療を受けている。

ハベルチュルクの報道では、通報内容を検討して職員が行った調査によれば、同サーカスに関する2013年の記録から、ほかにライオン1頭、熊2頭を所有しているのが確認された。これを受けて職員らが調査を開始したところ、これらの動物の行方がわからなくなっていることが明らかになった。この3頭は死亡もしくは第三者に売られた可能性も示唆されているが、同省職員は行方不明の動物の所在を確かめるため調査を開始した。イスタンブルをはじめトルコ全国で不明のライオン1頭、熊2頭が捜索されている。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:40841 )