憲法裁判所、囚人向けベジタリアンメニューを承認
2016年07月14日付 Cumhuriyet 紙


憲法裁判所は、刑務所に収監され服役している囚人らに対して、要求すればベジタリアンメニューが提供される必要があると判じた。また、囚人がベジタリアンであることの確認に病院へ送られることは、権利の侵害であると認めた。

クルクカレF型刑務所に収監されている囚人のシェフムシュ・オズスバシュはベジタリアンであり、肉や加工食品をまったく食べないと述べ、タンパク質を外部から調達できるよう2013年に刑務所所長に対して申請を行った。しかし、ベジタリアンのための厨房が異なる食べ物を出していることと、週に2日卵が出されているとしてこの要求は却下された。オズスバシュは、十分なタンパク質を摂取できずに体調を崩したと主張し、裁判所に提訴した。裁判所は、オズスバシュが総合病院で肉や加工食品を食べられないことが診断書で確認された場合には、費用を支払って外部から卵を得ることができるという決定を下した。クルクカレ高等特別病院で診療を受けたオズスバシュに対して、肉などの食品の摂取について医学的な障りはないと報告された。

シェフムシュ・オズスバシュはこれを受けて、憲法裁判所に対して個別訴訟を行った。憲法裁判所は、囚人がベジタリアンであることを証明するために診断書を得るよう強要されたことは、身体的、精神的侵害行為であると判じ、オズスバシュに対して3,000リラの賠償金が支払われるという判決を下した。判決文では、囚人がベジタリアンであることの証明ために病院へ運ばれる必要はないこと、また口頭での申請のみでベジタリアンメニューが提供される必要があることが記されている。

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( 翻訳者:神谷亮平  )
( 記事ID:40867 )