ギュレン召喚へ、米へ二度目の要請
2016年08月02日付 Hurriyet 紙

司法省は、フェトフッラー・ギュレンを緊急に逮捕し、拘束してトルコへ召喚する件でアメリカ司法省へ二度目の要請をした。

アメリカが緊急逮捕する理由を尋ねたことに対し答えたこの二度目の要請状では、クーデターを実行しようとした兵士達とフルシ・アカル参謀総長が述べた供述が証拠として提出された。要請状ではギュレン氏が第三国へ逃亡する可能性に関し重要な情報があると伝えられた。ベキル・ボズダー司法長官は昨日国会で記者に対し要約すると以下のように述べた。

■逃亡の可能性という情報

「最初の要請を受けて我々にアメリカ側が求めた情報、『なぜ緊急なのか』という問いかけに次のように答えた。『クーデターの試みでギュレン氏が関与しているという重要な主張があり、供述がある。そのために緊急逮捕が必要であり、彼が第三国へ逃亡しうるという情報をつかんでいる』と書いた。

アメリカへの訪問の際に我々はギュレン氏の返還を要求するだろう。アメリカがこの件に関しトルコに協力し、民主主義と法治国家として必要な行動をとり、このテロ組織のリーダーをトルコへ返還するよう願う…他国への逃亡はアメリカの許可をもってのみ可能となる。もし逃亡したら、アメリカが逃亡に目をつぶったか、認めたということになる...」

ボズダー法相は、アメリカがトルコに「共感する」必要があるとし、ギュレン氏を返還しない場合、二国間の関係を悪化させ、トルコ市民のアメリカに対する印象に悪影響を与えることになる、と述べた。

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( 翻訳者:内山千尋 )
( 記事ID:40983 )