オーストリア新首相「トルコのEU加盟はありえない」
2016年08月05日付 Milliyet紙

オーストリアのクリスティアン・ケルン首相は、EUはトルコとの加盟交渉を中断する必要があると述べた。

オーストリア放送協会(ORF)に対しケルン首相は、トルコのEU加盟について「何年かかっても、数十年かかったとしてもありえないことだ」と述べた。ケルン首相は加盟交渉が外交上のフィクションでしかないとする一方で、この件を9月16日に開かれるEUサミットでも議題にあげるつもりだと主張した。ケルン首相は、トルコにおける民主化の水準が、加盟交渉の最も大きな障害の一つであると述べる中、トルコ経済がEU経済の平均を下回っていると指摘した。

◾極右に近い

メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はケルン首相の発言に対し、「いかなるときも信頼できるパートナーであるヨーロッパが、このような非常事態に原則的態度をとって、トルコの民主主義に寄り添い、我々と共に連帯することを期待していた。しかし、EU加盟国による軽率にも内政に対して行われた発言が、民主主義の旗を掲げるEUが平素主張する価値観と一致しないと考えている」と述べた。

オメル・チェリキEU担当大臣はケルン首相の発言がヨーロッパの極右派の主張と類似しているとし、「このタイプの主張がヨーロッパの極右派の主張とこれ程までに類似していることは、極めて遺憾である」と述べた。

EU委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長は、「現在のような状況で、いずれにせよEUがトルコを加盟させないというメッセージを出すことは、重大な外交政策的ミスになるだろう」と述べた。

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(翻訳者:福永千夏)
(記事ID:41006)