チュニジア:労働総同盟はシャーヒド新首相に「カルタージュ文書」に準じるよう求める
2016年08月05日付 al-Quds al-Arabi 紙


■チュニジア労働総同盟:私たちは新内閣に白紙の小切手を与えはしない

【チュニス:DPA】

国民対話カルテットの一翼として昨年ノーベル平和賞を受賞したチュニジア労働総同盟の事務局長は、新内閣に白紙の小切手を与えず、合意済みの優先事項をどの程度遵守するかを監視する、と述べた。

フサイン・アッバースィー事務局長は金曜日、プレス向け声明のなかで、「組合は組閣を命じられたユースフ・シャーヒド首相がカルタージュ文書の文言をどの程度遵守するかにだけ関心がある」と述べた。

事務局長はまた「カルタージュ宮殿での対話を通じて我々が作成した同文書から新内閣の活動が逸脱してはならない」との見解を示した。

チュニジアの多くの政党・国民諸組織は数週間前、大統領官邸での国民対話を通じて「カルタージュ文書」に署名していた。同文書には、バージー・カーイド・スィブスィー大統領が招集し、現在その組閣の審議が行われている挙国一致内閣計画における優先事項が盛り込まれている。

スィブスィー大統領は水曜日、連立与党を率いる「チュニジアの呼びかけ」党のユースフ・シャーヒド党首に挙国一致内閣の組閣を公式に要請していた。大統領は近く、経済の活性化と抜本改革の実施の任務を命じる予定だ。

(後略)

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( 翻訳者:坂田優菜 )
( 記事ID:41007 )