ギュレン師、トルコ帰還の条件を発表
2016年08月13日付 Cumhuriyet 紙

トルコ国軍内の一部の兵士による7月15日のクーデター未遂以降、トルコがアメリカ当局に身柄引渡しを要求しているフェトフッラー・ギュレン師がフランスのル・モンド紙に寄稿した。

トルコ国軍内の一部の兵士による7月15日のクーデター未遂以降、トルコがアメリカ当局に身柄引渡しを要求しているフェトフッラー・ギュレン師から新たなコメントが出た。ギュレン師の最新のコメントはフランスのル・モンド紙を通して発信された。

■公正発展党に「協力」の呼びかけ

ギュレン師は「トルコ政府に公けに呼びかけを行い、協力を求める」と述べて、クーデター未遂を国際委員会に調査させることを要求、「私に関する容疑が、10中1つでも証明されればトルコへ行くことを誓う」と語った。

ギュレン師はクーデター未遂後に始まった作戦を「魔女狩り」だとし、自らは無罪だと主張した。

ギュレン師は7月15日以降、何十万人もの人が「魔女狩り」の犠牲となっており、人道の悲劇だと述べ、9万人近くの人が職を失い、2万1千人の研究者が解雇されたのは、ヨーロッパの歴史でジェノサイド前に起こったことと変わりないと語った。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:41053 )