ガーズィアンテプ結婚式でのテロ、自爆ジャケット発見
2016年08月21日付 Hurriyet 紙


ガーズィアンテプ県シャーヒンベイ郡アクデレ地区で発生したテロ襲撃に関する捜査が始まり、現在も続いている。トルコ共和国ガーズィアンテプ首席検察局は現場検証で自爆ジャケットの欠片を発見したと明らかにした。50名が命を落とした今回の襲撃事件の目撃者らがテロの瞬間を証言した。

トルコ共和国ガーズィアンテプ首席検察局が行った書面による発表にて、現場検証で自爆テロ用ジャケットが発見されたことが明らかになった。

発表では「2016年8月20日金曜日の夜22時50分にガーズィアンテプ県シャーヒンベイ郡ベイバフチェ地区で行われていた結婚式で発生したテロ攻撃で、現時点で市民50人が死亡し、94人が負傷したとみられている。事件後、共和国首席検察局から首席共和国検察官補2名、共和国検察官4名が派遣され、事件現場にて所轄の警察とともに検証を開始した。事件現場にてバラバラになった自爆テロ用ジャケットを回収した」と報告された。

■「犯人ないし犯人グループの予測は立っている」

発表では、襲撃で死亡した犠牲者のうち、司法解剖の結果個人名が特定できた人の遺体は遺族に引き渡され始めているとされ、「事件の犯人ないし犯人グループについては、我々共和国検察が検証した一連の情報や証拠品からある考えに至っているが、捜査の進展の点からこれに関する情報が確定した際には公開する予定である」された。

■恐怖の証言

襲撃の目撃者らが恐怖の瞬間を語った。

アフメト・アイドゥンさんは、アナトリア(AA)通信の取材に対し、爆発の際に自宅内の屋根に座りながら結婚式を見ていたとする。爆発はアイドゥンさんがチャイを飲んでいる時に発生した。爆発を受け、アイドゥンさんは負傷者を助けようと現場に向かったと述べる。

その際、アイドゥンさんは、爆発後に一台の車両に気づいたという。「現場に駆けつけると、多くの人々がその場で動けない状況になっており、重傷者を自家用車に収容して病院へ搬送する手伝いをした。負傷者を助けるべく動き回っていると反対側で一台の車両と、車内の人物2名に気がついた。「2度目の爆発があるから気をつけろ」という声が聞こえた。それを聞き、多くの人が自宅へ逃げ始めたのを目にした。ひどい光景だった」と続けた。

アフメト・サンサルさんは、襲撃の瞬間は本当にひどいもので思い出したくもないと語る。「夜22時50分頃に激しい爆発音が聞こえ、すぐ現場に向かうと恐ろしい光景を目にした。最悪の事件が起こっていた。爆破を強力にするために出来うる限り手を尽くして殺人を行ったようだ。そんなことをする者が一刻も早く捕まることを願っている」と述べた。

■新郎新婦の治療続く

病院で治療中の新婦ベスナさんと新郎ヌレッティン・アクドアンさんは命に別状はないことがわかっている。

病院で治療中のギュルセル・アテシュさんは、AA通信の取材に対し、襲撃は新郎新婦が自宅を出ようと準備していた時に起こったと明かし、「近所の者と椅子に腰掛けて話していた。何が起きたのか知らないが、唯一わかるのは話し相手のご近所さんが私の上で亡くなったということだ。その方の下敷きになったのを覚えている。もしその方が私の上に覆い被さっていなければ私も死んでいた。その方の遺体のおかげで助かった」と語った。

■「結婚式が終わり、皆が解散するところだった」

アテシュさんの4名の子供のうち1人が襲撃で負傷した。娘さんが脚に火傷を負ったという。

アテシュさんは「テロを憎んでいる。新郎新婦の最も幸せな一日を台無しにした。その場には罪のない子供達もいた。その場の誰にも罪はない。そもそも結婚式が終わって、皆が解散しようとしていたところで、両家の者は誰も残っていなかった」と話した。

新郎の弟シュクリュ・アクドアンさんも爆発が一瞬にして起こったとし、あたりは粉々になっていたという。アクドアンさんは「我々は何も見ていない。バラバラになった人々の他には何も。テロリストにアッラーが天罰を下されますよう。アッラーが犯人をお側に置きませんように」と述べた。

■「この襲撃を認めない」

いとこの結婚式に出席していたと語るのは負傷者の一人で12歳のメフメト・ジャン・ギュルブズ君で、彼の真上に炎が降りかかったという。ギュルブズ君によれば、爆発時は全員が地面に伏せた。彼も「この襲撃を認めない。アッラーが犯人に罰を与えますように。犯人のせいで叔母と従姉妹達は死んでしまった」と述べた。

■一夜明け、爆発の被害が明らかに

シャーヒンベイ郡アクデレ地区でのテロ襲撃に関する捜査が始まり、継続中である。爆発により近隣の多数の家屋・商業施設が被害を受けた。

警察隊員の検証後、地区内へ入ることを許可された住民らは、テロ襲撃が周辺に及ぼした被害を目の当たりにし大きなショックを受けた。早朝の時間帯に自宅の扉を開けた住民らは、清掃と修繕を行っている。

そして、事件で命を落とした住民、また負傷した住民の近親者は哀歌を口にし涙を流している。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:41086 )