イスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)開通、その特徴
2016年08月27日付 Yeni Safak 紙


イスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)を7月24日に使用した国際トラックとトラック運転手たちは、待ち時間が短くなったことに満足 している。イスタンブル第一橋(征服者スルタン・メフメト橋)での時間制限により、時には10時間もかかるイスタンブルの通行の苦労が終わったとし、マフムトベイからゲブゼまで1時間で到達できる。

イスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)の開通によってイスタンブルからの通行時間が短くなった国際トラックとトラック運転手は、新しい路線に満足している。一昨日開通されたイスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)を、昨日朝から使用し始めた貨物車輌は、イスタンブル第一橋(征服者スルタン・ メフメト橋)の使用を禁止された。イスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)を毎日24時間、何の制限もなしに通行できる運転手は、何時間も待つことから解放された。時間を大きく節約できる国際トラック大会の運転手たちは、マフムトベイからゲブゼまで約1時間で通行できる。

■6時間の待ち時間終焉

橋の開通により幸せであるとする国際トラックの運転手であるイムラン・シェンヤサ氏は、思いを以下のように説明した。

「マフムトベイのインターチェンジを2時に過ぎた。私がイスタンブル第一橋(征服者スルタン・メフメト橋)を過ぎたのは11時だった。しばしば交通渋滞に何時間も足止めを食らっていた。損害は大きかった。イスタンブル第一橋(征服者スルタン・メフメト橋)の上で5分間まったく止まっていたことを覚えている。 停車しては発車、停車しては発車を何時間も繰り返し、時間と仕事で問題が生じていた。この橋は素晴らしい。通行は5分もかからない。ゲブゼからイキテッリまで1時間以内で到達できる。これがなければ何時間もかかるのだ。考えていただきたい。マフムトベイを2時に出発し、9-10時にイスタンブル第一橋 (征服者スルタン・メフメト橋)を通過するのだ。この橋を建てた人たちに神のご加護がありますように。」

■神のご加護がありますように

シャンルウルファで預かった荷物をテキルダーへ運ぶマフムト・ダマル氏は、「この橋は、私たち国際トラックの運転手たちにとってとてもいいものだ。行程は20キロメートル延びたが、価値がある。以前は5-6時間待っていた。現在は、すぐに通行できる。快適に通行できる」と述べた。ジュマ・バシュクルト氏 は、「以前は3-4時間待っていた。現在待つことはない。通行制限時間もない。一時間、50-60キロ距離が伸びたが、快適である。渋滞にはまらずにギアを変えずに通行している」と述べた。

■イスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)の集金システムはASELSAN

イスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)の集金システムは、ASELSANによりつくられた。新しいテクノロジーで使われた自由通行集金システムは、運転状態での集金を可能にする。プロジェクトの一環として、9地点100のインターチェンジからなる集金システムのうち、8地点は「自由通行」集金システムがつくられた。

■1600万ドル

集金システムの費用は1640万ドルに及ぶ。自動通過システム(OGS)と高速通過システム(HGS)の技術とともに現金とクレジットカードでの支払いも可能にする独自の設計は、ASELSANにより、トルコでの高速道路の運用のため発展された。

■トルコはこれに相応しい

友人たちとともにセルフィーをとる際、橋にポーズをしていたヤヴズ・バシュさんは、トルコ民謡で踊りながら喜びを表現していた。バシュさんは、「とても幸せだ。大統領と首相に神のご加護がありますように。トルコに与えたこのような大きな公共サービスに、神のご加護がありますように」と述べた。

■ヤヴズの喜び

一昨日、大きな式典とともに開通されたイスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)を一昨夜から使用している国民の関心は、高まり続けている。初めての通行の喜びと、月末まで無料であることで、一日中交通量は減らなかった。ボスフォラス海峡の三番目のネックレスであるイスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)へ殺到した国民は、多くの写真を撮り、セルフィーをした。イスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)の開通に国民が喜んでいる姿は一見に値する。

■反対する人々は見に来てください

感想を聞かれたムスタファ・サカさんは、「とても素晴らしい橋だ。誇りに思う。この仕事を完遂させた人々を誇りに思う」と述べた。

ネジュデト・イートさんは、橋を気に入ったとして、以下のように続けた。
「橋、道は文明を意味している。反対する人々は、見に来てください。この15年で素晴らしい橋がつくられてきたことを見に来てください。」

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( 翻訳者:白尾みさき )
( 記事ID:41119 )