ギュレン派掃討、ショッピングモール内の共犯者捜査
2016年08月27日付 Hurriyet 紙

ギュレン派を支持する会社には、ショッピングモール内に秘む多数の出資者がいることが確かになった。彼らがもつショッピングモールの株式は押収される予定である。

ギュレン派捜査の経済部門に関する捜査の手は、今回ショッピングモールでの秘密の者共同出資者へと及んだ。組織に資金をもたらしていることが明らかにされた300を超える会社には、イスタンブル、ブルサ、カイセリ、アンカラをはじめとする多くのショッピングモール内の秘密の共同出資者がいることが明らかになった。組織に、ホットマネーの流れを保障しているこれらのショッピングモールでは個人と雇用人の財務関係に関する警察と財務省による包括的な調査が始まった。

■ 株式が押収される

ギュレン派のメンバーにより、ショッピングモールを通じて、何10億トルコリラもの送金がなされたことが明らかになった。組織とかかわりのある秘密の共同出資者を通じて、資金の流れを確保した会社のショッピングセンターの株式も押収される予定である。

■顧問たちが逮捕される

ギュレン派に貢献し、およそ8千もの不動産の譲渡に関し仲介をした財務官たちも捕まった。組織を支持する財務官僚らについての尋問がはじめられ、財務省は多数の財務官の資格の剥奪を行った。

■特別な暗号

ギュレン派の財務、土地開発、テキスタイル、家具そして貿易部門で活動する秘密の会社に向けて重要な詳細が発覚した。これまでに明らかになったところによると、これらの会社が組織とかかわっていることは、ギュレン派の上層部のみが知っていた。ギュレン派のトルコ担当である小さいグループによって指揮されるこれらの会社に関係する情報は、特別な暗号でペンシルベニアにいるギュレンに伝えられたことが推定される。7月15日のクーデタ未遂直後に約25もの秘密の会社を通じて、不審な現金流出があったことも明らかとなった。

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( 翻訳者:榊原万莉子 )
( 記事ID:41123 )