トルコ空軍、ハッキャーリとシリアで空爆
2016年08月30日付 Hurriyet 紙

トルコ空軍は、シリアのジャラーブルス市において、1台の戦車が砲撃され、3人の兵士が負傷した後、ハッキャーリのチュクルジャ群とシリアのクリヤーハ地域へ空爆を実行した。シリアにおけるISの標的に命中したという。

空軍司令官に属する戦闘機は、ハッキャーリのチュクルジャ群農村部において空爆を行った。空爆により、テロ組織であるPKK(クルド労働者党)が所有する10つの標的が爆撃された。

軍の情報源から入手した情報によると、空軍司令官の傘下にある戦闘機は、18:56から20:22までの間に得た一刻を争うような諜報員からの情報を精査し、チュクルジャ農村部において空爆を行った。空爆によって、その地域で確認された10の分離独立テロ組織の施設が燃やされ、破壊された。

■クリヤーハ地域におけるISの標的を攻撃した

一方で、トルコ軍(TSK)によると、ジャラーブルスにおいて続行している「ユーフラテスの盾」作戦で、夜間にクリヤーハ地域において実行された空爆の結果、確認されたテロリストの標的が、すべて爆撃されたと報告された。

参謀長本部から行われた報告において、トルコ軍によって、ISをはじめとするテロ組織が生み出した脅威を取り除き、国境警備を向上させ、そして、連合軍への支援をするという意図を持って開始された「ユーフラテスの盾」作戦が続いていることが言及された。

軍事作戦は、トルコの国際法から生じた権利、そして、国連条約第51条項にある「自衛権」とともに、国連がISとの戦いのために下した決定の枠組みの中で、行われていることを強調した声明において、「民間人への被害を出さないために、最大限の注意を払いながら、当該の軍事作戦の第7日目(2016年 8月30日)、20:20から21:00の間にシリアのクリヤーハ地域で実行された空爆の結果、確認されたテロリストの標的は全て爆撃され、そして、破壊された。」と述べた。

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( 翻訳者:岩渕麗奈 )
( 記事ID:41139 )