米議会で待ち受けるトルコ批判
2016年09月12日付 Hurriyet紙


先週、公正発展党6名の使節団がワシントンで4日間、ロビー活動を展開した。しかし、それにもかかわらず、米議会では明日、トルコのクーデター後の処理を批判する会議が開催される。

7月に起きたクーデター未遂後にアンカラが下した決断を説明することと、トルコがアメリカに要請したギュレン氏の本国送還申請に関してロビー活動を行うために公正発展党は先週、ワシントンで折衝をした。それを受け、米議会ではトルコを主題に会議が開かれることが発表された。また、トルコ使節団の折衝もむなしく、アメリカ合衆国下院外交委員会のヨーロッパ小委員会が主催したパネルディスカッションに先立って、会を計画した委員長であるカリフォルニア州選出の共和党国会議員ダナ・ローラバッカー氏は、トルコ政府のクーデター後の動きを厳しく批判し、トルコがもはやNATO加盟国であるのか問われていると主張した。議会では一部の議員が、数にして3,500を超える米兵のトルコ撤退を要請する法案の提出を準備していることもわかった。

トルコの農業相を10年間務めた公正発展党副党首のMehdi Eker氏を団長に、先週ワシントンにいた公正発展党の使節団には、国会議員である、ラヴザ・カヴァクチュ・カン(イスタンブル選出)、セナ・ヌル・チェリック(アンタルヤ選出)、エミネ・ヌル・ギュナイ(エスキシェヒル選出)、アリ・サルカヤ(イスタンブル選出)とアフメット・ベラット・チョンカル(イスタンブル選出)が参加した。

■お悔やみ状

使節団の折衝で、米議会でのトルコ友好団体の4人の共同議長である、ピート・セッションズ, ジェリー・コノリー、バージニア・フォックスそしてスティーブ・コーエンは国会議員らにお悔やみ状を送った。
さらに、米議員たちは、7月15日のクーデター未遂に遺憾の意を表した。
トルコの使節団は、会見でギュレンに関して行われた本国送還の要請についての技術的な詳細には立ち入らず、アメリカ政府が目下ペンシルベニアで記者と面会をしているギュレンがこれほど自由にふる舞うことを阻止する方策をとってくれるよう、強く要請したことが伝えられた。

ヒュッリイェト紙に折衝に関しての情報を教えてくれたエケル氏は、「とてもタイムリーな訪問となった。(ギュレン側は)2013年以来このクーデターの正当化を目指して宣伝工作を行なってきたようだが、我々が話をした国会議員たちは、我々の主張を聞いた後に考え方が変わったといった」とはなす。 
  
明日、「7月のクーデター未遂後のトルコ」というタイトルで議会会議が開催される。議会の情報筋は、パネルディスカッションでクーデター未遂後のトルコで行われたことへの批判が議題となることが予定されていると述べた。

■30ものイマームがトルコに召喚

7月15日のクーデター未遂の後にトルコで始められた調査は、ドイツで任務にあたっている宗教関係者らにも及んだ。ドイツで、トルコ宗務庁トルコ・イスラム連合(DİTİB)に付属するジャーミで働く970人のイマームと宗教関係者のうち、30人ほどは宗務庁によってトルコに招集されたことがわかった。招集されたものの中には、カールスルーエ総領事館付けの宗教サービス担当大使館員のメフメト・テキンも見受けられた。宗務庁はドイツの13の領事館に文書を送った。しかし、トルコに再招集されたイマームや宗教関係者の数ははっきりとはしておらず、ドイツにとどまることを選んだものがいたことも入手された情報の中にあった。また、召喚されたイマームたちの中で少なくとも2人は、ドイツに政治的亡命者の保護を求めていることが分かった。

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(翻訳者:榊原万莉子)
(記事ID:41242)