ドウバヤズィトでPKK襲撃、村落警備隊員7名死亡
2016年09月15日付 Hurriyet 紙

アール県・ドウバヤズィト郡とヴァン県・チャルドゥラン郡の境界付近、テンデュレク山近くのギョクチェブラク村に駐在する警備隊詰め所に対し、クルディスタン労働者党(PKK;非合法)のテロリストが攻撃を行った。この攻撃によって村落警備隊員7名、兵士2名、引退した村落警備隊員1名が死亡、兵士3名と一般市民2名が負傷した。

テンデュレク山麓に位置するギョクチェブラク村のカラクシュ山地点に駐在し監視を行っていた村落警備隊に対し、昨夜20時30分ごろPKKのテロリストが攻撃を行った。この攻撃は長砲身の武器やロケット弾を用いて行われ、村落警備隊は即座に反撃を行った。

チェテンリ村駐留基地からも、テロリストらのいる地点に対して砲撃が行われた。ドウバヤズィトの第一機械化旅団司令部も空路でコブラヘリ、陸路で特別作戦部隊を派遣した。

戦闘で死亡した9名の兵士・警備隊員の遺体は、葬儀と検死のためエルズルム法医学協会へと搬送された。死亡した9名と近い関係の人々は精神的ショックを受けていた。

この戦闘で7名の村落警備隊員と軍曹1名が死亡し、兵士4名と一般市民2名が負傷したと発表された。また、確認された目標地点に対して砲撃を実施し、負傷者がドウバヤズィト国立病院で治療を受けていることも発表された。

また、負傷した兵士のうち1人が、病院での治療もむなしく死亡したことがわかった。

県知事府は、退役した村落警備隊員が、戦闘が行われた地域で1名の市民の遺体を見け助けのために戦闘現場に車両で赴いたところ、テロリストが手製の爆弾で攻撃を仕掛けたと発表した。

退役した村落警備隊員が攻撃によって死亡したという情報とともに、同地域でテロリストに対する軍事作戦が続いているということも発表された。

■テンデュレク山で12名の警備隊員が死亡

9月2日には、アール県・ドウバヤズィト郡とヴァン県・チャルドゥラン郡の境界付近にあるテンデュレク山地域で発生した戦闘とその後3日間にわたって続いた軍事作戦では、兵士9名と村落警備隊員3名、合計12名の治安関係者が死亡し、兵士18名が負傷した。戦闘では、テロリスト13名の遺体が収容されていた。

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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:41248 )