ギュレン、遺言を発表
2016年09月24日付 Cumhuriyet 紙


7月15日のクーデター未遂事件以降、アメリカからトルコへの返還を請求されているフェトゥフッラー・ギュレン氏が遺言を発表した。氏は遺言の中で、「アメリカで死去した場合、遺体をトルコへ運び母の隣に埋葬してほしい」と発言した。

ドイチェ・ヴェレのトルコ語放送局が報じたところによると、フェトゥフッラー・ギュレン氏は7月15日のクーデター未遂事件に関して、その責任はレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領にあると発言した。ギュレン氏は、ドイツのディー・ツァイト紙とスペインのエル・パイス紙とともに、ドイツ通信社に向けてペンシルバニアから中継した共同インタビューにおいて、エルドアン大統領が今回のクーデターを何年も前から計画していたことや、今はただ正しい判断が下される瞬間だけを待ち望んでいると述べ、「ここ数日でこのことを、確信をもって公言するだけの多くの証拠が出ている」と発言した。

■「アメリカのホスピタリティーに感謝している」

アメリカからトルコへ自身が返還されることに関して、全く恐れは抱いていないと語ったギュレン氏は、アメリカのホスピタリティーに感謝していると述べつつ「ここに滞在できる限り滞在するつもりです。もはや滞在できなくなればトルコへ向かいます」と話した。

■遺言を公表

「故国への郷愁を感じている」と話したギュレン氏は、アメリカで死去した場合、遺体をトルコへ運び母の隣に埋葬してほしいと語った。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:41297 )