メトロビュス(専用線バス)が変わります
2016年09月25日付 Cumhuriyet 紙


イスタンブル公共交通公社(İETT)のアリフ・エメジェン局長によれば、新たに入札が予定されているメトロビュス(専用線バス)路線に左側にも扉のあるバス車両が導入される予定である。それに伴い、(現在、一般車線とは)反対方向に走っているメトロビュス車線は、2017年末以降、(一般車線と)同じ方向に戻されることが明らかにされた。

İETTのアリフ・エメジェン局長によれば、イスタンブルD-100号線のメトロビュスは車両の左側にドアがないせいで、一般車道の流れとは逆方向に車線を設けざるを得なかった。しかし来年末以降に車両を変更し、一般車線と同じ方向に運行することが可能となる。エメジェン局長は、メトロビュスの運転手にとって一般車線と逆方向に走行することに支障はなく、これは運転手への十分な教育で乗り越えられたものだと述べる。 それでも、新規公開入札でメトロビュス路線に導入される車両は、左側にも扉があるものに刷新され、2017年末以降、D-100号線のメトロビュス車線が一般車線と同じ方向で運行されるとのことである。

■事故原因とみなされる

メトロビュス路線は、幹線道路D-100号線(旧E5号線)の市街区部分で、一般車両用の左右両車線の中間に車線を分離して設けられている。しかし、この新公共交通機関のために購入された車両には左に扉がなかったため、右側通行の道路の真ん中に分離帯が設けられ、連節バスが通常車両の流れとは逆方向に走るもう一つの車線がつくり出されることになった。当初、メトロビュス運転手もかなり難儀したものの、同時に導入された教育とともにこの問題は乗り越えられた。それでも、交通が少ない時でさえ分離車線上で事故が発生するのを防ぐことはできなかった。

事故の重大な要因が別のところにあろうが、メトロビュス事故は常により厳しい目線で調査された。バスが一般車線と逆方向に走らざるを得ないことも、原因の一つと見なされ議論された。

一日平均87万人を運ぶメトロビュスは、イスタンブルの公共交通機関の6.5%を占めている。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:41298 )