シナイ半島で爆発、7名が死傷
2016年09月26日付 al-Hayat 紙

■シナイ半島の爆発で1名死亡、6名が負傷

【カイロ:本紙】

治安情報筋と目撃者によると、シナイ半島北部の国境沿いにあるラファハ市南部の道路上で爆弾が爆発し、民間人の乗客を乗せていたバスが巻き込まれ乗客1名が死亡、他6名が負傷した。
 医療関係者によると、負傷した6名のうち5名は重傷である。一般的に、爆弾は軍や治安部隊の車両を標的とする。爆弾はシナイ半島において、治安部隊にとってのもっとも顕著な障害となっている。つまり武装組織は、自動車爆弾ないし攻撃の実行能力が低下したため、治安部隊を標的するに際し、路上に爆弾を設置する手段に訴えているのである。
 軍は、爆弾の発見と解体の訓練を受けさせるために、数十名の将校をイギリスへ派遣した。さらに治安部隊は、爆弾を設置する武装者を監視するために、シナイ半島北部にあるほとんどの幹線道路を監視カメラで監視した。
 最近の攻撃では35歳の女性が、身元不明の武装集団に標的にされ、胸部を銃弾で撃たれた。攻撃の理由は定かではない。

(後略)

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( 翻訳者:中村優斗 )
( 記事ID:41307 )