「トルコは占領軍」発言に反論ートルコ外務省
2016年10月05日付 Hurriyet紙


イラク国会が「トルコ軍の退去を求める」という決定の後、最新の情報が入った…。メヴリュト・チャヴシュオール外相は「我々はトルコ大国民議会で毎年更新している公式文書が再度承認された後に、イラク国会が行った発表を快く思っていない。同国会がイラク国民全体を代表していないことをよく知っている」と述べた。

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、迎賓館で行った代表団会議の後、セルビアのイビツァ・ダチッチ外相と共同記者会見を行った。メヴリュト・チャヴシュオール外相は、直接会談と代表団会議の詳細を共有し、記者団の質問にも答えた。

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、イラク国会がモースルに属するバシカにおけるトルコ軍の存在を認めない旨を伝えたことに関して論評し、「まず初めに、我々がトルコ大国民議会で毎年更新している公式文書を再度承認した後にイラク国会が行った公表を快く思っていない。同国会がイラク国民全体を代表していないことを我々はよく知っている。2007年来、毎年この公式文書は更新されている。

文書更新の目的は、イラクに居住し、トルコに対するテロ攻撃を増やしたPKK(クルディスタン労働者党;非合法)に向けたものであった。この最後の公式文書にはイスラム国が含まれていた。なぜなら、イラクにおけるイスラム国の存在が直接トルコの脅威となるからである。我々が望むのは、イラクの安全と安定が構築されること、そしてこの種のテロ組織を国に匿わないことである。イラクが抱えるこの構図、残念なことに、分裂は、この地域の諸国との関係に影響を及ぼしている。マーリキーの宗派的政策はイラクの構図を醸成した。もしイラクに安定と強力な政府があったら、イスラム国のようなテロ組織が小グループでモースルとイラクの他地域の土地を占領することはできなかったであろう。

何にも増して、イラクが基になっているイスラム国やPKKのようなテロ組織に対して国際法に基づく権利を行使し措置を講じざるを得ない。一方でイラクのテロとの闘いを支援している。バシカ・キャンプは新設ではない。バシカ・キャンプ建設はイラク政府も知っていた。その地域でイスラム国に対する地元部隊を育成するために設けられた。中央政府関係者がこのキャンプを訪問した。さらに彼らは物的支援を行った。

イラクの内戦問題故にこれが突然起こったのだ。我々の立場は極めて明白である。我々は強力で安定性のあるイラクを求めている。イラクの全領土の一体化及び独立性を非常に重要視している。イラクの分裂あるいは安定性が損なわれることは、何にも増してトルコの利益ではなく、我々の利益に矛盾するのだ。ここにあるベシカ・キャンプと他のキャンプが存在するには唯一の目的がある。それは地元部隊を育成し、装備を整えイスラム国に対して失ったイラクの領土を奪還することにある。

ベシカ・キャンプで750人以上のイスラム国のテロリストを殺害した。ここでも重要な支援を行っている。ここで内政の憂慮のためにイラクがこの種の政治をうち出すのは、我々の隣国関係と友好関係にそぐわない。我々は宗派的なイラクも見たくはない。イラクの全国民を兄弟と思っている。イラクとの関係を重要視している。イラクにあらゆる支援を続けていくつもりだ。イラクの領土保全ために我々に課された任務を果たそう。この考えを在アンカラ・イラク大使と共有した。我々はこれらを乗り越えるものと考えている」と述べた。

シリアでの果たされない休戦に関する質問に、チャヴシュオール外相は以下のように答えた。

「シリアにおける休戦に関して今日まで幾度も会議を開いた。その度に休戦協定がシリア政府と彼らを支援する勢力あるいは各国によって破られてきたことは明らかである。人道的支援について残念ながら国連も我々も妨害のために不成功に終わった。国連車列の国境の向こう側への移動は、支援の調整に関して我々は出来る限りのことをした。しかしこの努力による結果は出なかった。もし再度の交渉が開かれるのならば、今日ケリー国務長官と協議したのだが、再び決定が下されるのならば、本当に意味のある協議をする必要がある。」

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(翻訳者:満生紗希子)
(記事ID:41367)