3外交官、ドイツに亡命申請
2016年10月08日付 Milliyet 紙

ドイツメディアが、トルコ人外交官3名がドイツへ亡命申請していると報じた。同国の一部報道機関がドイツ外務省を情報源として報じたニュースによると、アイハン・ダール大使館付陸軍武官大佐を含む3名が亡命を申請しているという。

トルコの在ドイツ特命大使等で任務を行う3名の外交官が、ドイツに亡命するための申請を行っていることがわかった。

南ドイツ新聞と西ドイツ放送(WDR)、北ドイツ放送(NDR)の3社合同によるニュースによると、在ドイツの在外公館で働くトルコ人外交官8名が、フェトゥフッラー系テロ組織(FETÖ)との関与の疑いにより外交パスポートを停止され、さらにこの内の3名がドイツへの亡命申請をしていることが報じられた。

政府周辺並びに外務省を情報源とするこのニュースでは、亡命申請をした3名の内にトルコの在ベルリン大使館での任務を解雇され、トルコへの帰国もできず、現在はドイツでも所在不明となっているアイハン・ダール大使館付陸軍武官大佐も含まれていると伝えられた。

このニュースではさらに、連邦移民難民庁(BAMF)が今回の亡命申請に関してすぐさまには結論は出せないとし、この亡命申請の件がトルコ・ドイツ間で新たな外交危機をもたらす可能性があると伝えられた。

また、その他の外交官らはすでにトルコに帰国しているが、亡命申請の数は今後増えることが予想されるとも報じられた。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:41380 )