文化相「タクスィムにオペラハウス」―アタテュルク文化センター取り壊し問題
2016年10月18日付 Hurriyet紙


ナビ・アヴジュ文化観光大臣は、アタテュルク文化センター(AKM)の建物に関して、「このビルが使用に耐えないことは、イスタンブル工科大学の報告からも明らかである。報告がなくとも、目で見てわかることである。大統領も、すでに宣言している。この場所にイスタンブルに相応しいオペラハウスを建てる計画を行い、実行せねばならない。我々はこれに関して、計画を始めた。この場所にショッピングセンターがつくられるといううわさがある。そのようなことはなく、そこには新しいオペラハウスが作られるのだ」と述べた。

アブジュ大臣は、アナトリア通信編集室を訪れ、当該の件に関する質問に答えた。

イスタンブルにあるAKMの話が、堂々巡りの物語であることを示唆したアブジュ大臣は、ビルが1946年に劇用として計画され工事が始められたこと、 1956年に公共事業省がその計画を「文化センター」に改変したこと、1969年にイスタンブル文化宮殿という名で開所し、それから1年あとに火事が発生し、ビルが使えない状態になってしまったことなどを説明した。

アブジュ大臣は、火事からの修復が7年続き、1977年に2度目の開所が行われ、この期間にビルに関する議論が始まったと述べ、1993年に保全協議会の決定でビルがある場所が「都市環境保全地域」として登記された後、1999年に「保護の必要性がある文化財」として登記されたと述べた。

また、この期間ののち、省の請求で行われた、ビルの鉄筋コンクリートの耐性に関するサカルヤ大学の2007年の報告で、ビルに関して深刻に問題が確認されたとし、ビルが2009年に改築・修理の入札が行われたが、にも関わらずイスタンブル第9小法廷が保全協議会の決定に基づき計画の中止を命じたと述べた。

アブジュ大臣は、「あなたは守ることができず、壊すこともできず、改築することもできない」と法的に対処できなくなる状況が生じたとし、 文化センターを現状保存するのに、補強工事のみの入札が実施されたが、解体作業の期間に大変危険な状態であることが確認されたと述べた。

■「そこに新しいオペラハウスを作る」

イスタンブル工科大学の調査でこれが倒壊が予想されるレベルより上であることが確認され、2010年5月23日に省の同意のもと、第二通知があるまて、作業の中断の決定が下されたとしたアブジュ大臣は、以下のように述べた。

「このように今日このビルが使用に耐えないことは、イスタンブル工科大学の報告でも明らかである。報告がなくとも、目で見てわかることである。大統領も、すでに宣言している。この場所にイスタンブルに相応しいオペラハウスを建てる計画を行い、実行せねばならない。我々はこれに関して、計画を始めた。この場所にショッピングセンターがつくられるといううわさがある。そのようなことはなく、そこには新しいオペラハウスが作られるのだ。」 

アブジュ大臣はAKMビルを一つのシンボルとみなすことに同意できないと強調し、「建築的に、独特な建物か?いいや、違う。以前は経験という点で、 そこであのような歴史的な事件があったので、そこの保護は歴史的な重要性に由来すると理解で来た。時折、建物の前に「ビルを壊させない」とい議論に基づきデモがある。これらのことは、こうしたビルを歴史的なシンボルとするに十分なものではない」と述べた。

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(翻訳者:西田夏子)
(記事ID:41444)