エジプト:軍がタクフィール主義者の潜伏地を攻撃
2016年10月20日付 al-Hayat 紙

■シナイ半島で2人の兵士の死亡と6人の武装犯の殺害
■ポートサイード県で稀に見る大規模なデモ

【カイロ:本紙】

エジプト軍は、一昨日のシナイ半島中央部およぶ北部における移動作戦で、兵士2人が死亡し、武装犯6人を殺害したと発表した。他方、スエズ運河地域では、ポートサーイド県の住民数千人が公共団地の取得条件に関する抗議のため、デモを起こした。突如燃え上がったこのデモが人口60万人に満たない同県の多くの人々を惹きつけたことは、注目に値する。

軍隊総司令部は声明において、「火曜日の朝の早い時間に中央師団および戦闘部隊の兵士が空軍の援護の下、タクフィール主義者戦闘員の残党が潜伏する隠れ家および洞穴を急襲した。これに先立ち、関連する治安諸機関との完全な連携により、これらの居場所に関する完璧な情報確認が取られていた。わが軍は、監視下の対象に対し、砲兵隊の手厚い援護と完璧な連携の下、空爆により破壊した」ことを発表した。

軍によれば、この空爆は「テロリストが潜伏する7つの涸れ井戸」を標的とし、「その結果、6人のタクフィール主義者を殺害し、16箇所の隠れ家と倉庫、2台の自動車、10台の自動二輪車を破壊し、地下通路の入口を発見し、軍に対して仕掛けられていた爆弾11発を解除した」。また、「この戦闘作戦によって、軍隊の英雄のうち2人の兵士が殉職した」ことを付け加えた。

(後略)

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( 翻訳者:博田智 )
( 記事ID:41454 )