米「トルコ・イラク合意」発表、イラクは否定
2016年10月23日付 Cumhuriyet紙

イラク政府のある関係者が、「トルコとイラクはモースル問題に関し大筋において合意した」とするアシュトン・カーター米国国防長官の発表は事実ではないと語った。

匿名を条件としてBBC放送に語ったこの関係者は、トルコはモースル作戦への参加を望んでいなかったと述べた。
アシュトン・カーター国防長官は昨夜、「トルコ政府とイラク政府は、トルコのモースル作戦参加に関し合意したと考えている」と発表している。
カーター国防長官がこのことを発表したのは、トルコ訪問中にレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と面談した後である。

米国国務長官は、この件の確実性をイラク政府から確認する必要があるとし、トルコがモースルで担う役割については詳細が明らかでないと語った。

■「我々がトルコに望むものは...」

イラク政府関係者はBBC放送に対し、合意に至ったとする主張は正確ではなく、「モースルの解放において、トルコの役割はない」と述べ、こう語った。
「我々がトルコに期待するのは、ISテロとの闘争においてイラク側でいること、イラクの支配権を侵害しないこと、隣国の繋がりに敬意を表すること、そして、モースルや他の地域におけるイラク国民の連帯を脅かさないことである。」

■カーター国務長官「トルコとイラクは大筋合意」

トルコとイラクの間では、トルコ軍のバシカ軍用基地をめぐって緊張状態が発生しており、状況はここ最近いっそう深刻である。またイラク側は、バシカ基地はバグダード(イラク政府)の支配権を侵害していると述べている。

アンカラ(トルコ政府)は、バシカ基地はイラク政府とクルド自治政府の招聘によって設置されたものであり、同地域の治安問題はトルコにも直接的に影響すると主張して、バシカ基地を擁護している。

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(翻訳者:原田星来)
(記事ID:41471)