北イラク・ペシュメルゲ省、モースル作戦に報道規制
2016年10月25日付 Cumhuriyet紙

モースルをイスラム国から奪還するために、イラク軍とイラク・クルド自治政府に属するペシュメルゲ軍が10月17日に始めた軍事作戦を継続する一方、ペシュメルゲ省の要請で、クルド系テレビ局が前線から生中継を行うことが安全上の理由により禁じられた。ペシュメルゲ省は、トルコならびに国際報道機関が前線で軍事作戦を取材する許可も取り消した。

イラク軍とともに10月17日、モースル解放作戦を開始したベシュメルゲ軍がいる前線から、特に衛星放送していたアルビルに本社を置くクルド系テレビ放送局、ルドウ・テレビ、K24テレビ、NRTに対し、イラク・クルド自治政府の共和国最高検事局から文書が送られ、これ以上生中継を行ってはならないと通知された。この最高検事の決定はペシュメルゲ省からの要請によるもので、安全上の理由であるという。生中継を禁止するペシュメルゲ省の決定とともに、ペシュメルゲがいる前線で従軍取材していたトルコならびに複数の国際報道機関も許可書を無効とされ、軍事作戦の従軍取材は許可されないと発表された。

■大空を黒くした油井の写真が報道された

モースルへの軍事作戦開始とともに、イスラム国は、有志連合軍の航空機による空爆からの防衛及び上空から映像を撮らせないため、塹壕に満たした石油を燃やし、さらにいくつかの場所で油井に火を放った。近くの上空から撮影されたこれらの映像は、ソーシャルメディアのアカウントに掲載された。

イラク軍がモースル南部で戦端を開き、空港のあるゲヤレ郡で油井が燃やされ、煙で真っ黒になった空が観測されたが、軍事衝突が油井に近いところで起きていることから、消火作業がおこなわれていないことが明らかとなった。

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(翻訳者:岸田圭司)
(記事ID:41487)