「サンタクロースからデデ・コルクートへ」社会教科書から削除
2016年11月07日付 Hurriyet 紙


国民教育相イスメト・ユルマズは社会科学高校で教えられている社会学Ⅰの教科書において「サンタクロースの代わりにデデ・コルクト」と題したテキストが既に生徒らに配布されていないことを発表した。

大臣ユルマズは子供らに「サンタクロースの代わりにデデ・コルクト」を教え、紹介することを目的とした教科書について「件の教科書は2010年に認可を受け5年の教育期間を満了してからは我が国の学校では教えられていない」と述べた。HDPマルディン県国会議員エロル・ドラ氏はユルマズ教育相に質疑応答で社会科学高校において教えられている社会学Ⅰの教科書で「サンタクロースの代わりにデデ・コルクト」と題したテキストについて尋ねた。大臣ユルマズは以下のように回答した。

■新版は出ていない

「件の教科書は2010年に認可を受け、5年間の教育期間を満了したのち、我が国の学校では教えられておらず、更に新版も出ておりません。教科書は『国民教育省教科書及び教育手段の管理』において検討され評価されるものであり、教育委員会によって適切であると判断されたものが5年間の期間を以て教科書として認可されます。社会科学高校で教えられている教科書は2015年に教育委員会によって認可を受け、無料で配布された我々の省に関する『社会学Ⅰ』というタイトルの教科書であります。質疑応答で前期の『サンタクロースの代わりにデデ・コルクト』という名のテキストは現在学校で教えられている『社会学Ⅰ』の教科書には存在しません。」

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( 翻訳者:市野太音  )
( 記事ID:41564 )