アンタリヤで銃撃戦、テロリスト1名死亡
2016年11月17日付 Hurriyet 紙


アンタルヤで警官隊と2人のテロリストの間で衝突が起きた。これによりテロリスト1人が死亡、もう1人が重傷となり、逮捕された。入手した情報によると、アンタルヤで一昨日ファズル・ドール・オズ軍曹がチャクルラル地区で巡回をしている際に受けた銃撃で殉職した後、チャクルラルとアルトゥンヤカ地区にある山地地区で捜査を強化していた警察官らは、晩に「止まれ」という警告を無視したテロリスト2人との衝突を開始した。地域にはテロとの闘い及び特別軍事行動チームに加え、多くの作戦チームが派遣された。

アンタルヤで一昨日1人の軍曹が殉職した地域にほど近い場所で2人のテロリストと接触した。警察官らは地域を封鎖した。フルマ地区の裏路地に逃げたテロリストとの衝突が開始された。アンタルヤからの最新状況が伝えられ続けている。テロリストとの間に起きた衝突に関して最初の確認情報によると、1人のテロリストの遺体が押収された。一方、アンタルヤ県地方非常事態局によってコンヤアルトゥ郡で警官隊とテロリストとの間で起きた衝突に関する報道禁止令が布かれた。

アンタルヤのコンヤアルトゥ郡で警察官と2人のテロリストとの間に起きた衝突ののち始められた作戦でテロリスト1人が死亡、1人が負傷し逮捕された。

負傷したテロリストはテロチームによって車で病院に搬送され、治療を受けた。現場では警察官の作戦と捜査が続いている。

■パンを購入に行こうとしていた時、私服が気づいた

事件に関し一部詳細が明らかになり始めた。2人のテロリストはコンヤアルトゥ郡で彼らが身を隠していた山地地区からパンを購入ためフルマ地区に来ていたという。テロリストらが道を歩いているところを気づいた私服の諜報員チームが「止まれ」と警告した。これによりテロリストのうちの1人が手榴弾をチームに投げようとしたが、手榴弾を落とし、テロリストらは別々の方向に逃げた。

1人のテロリストはフルマ地区254番通りで発砲を受け負傷し逮捕された一方、もう1人は260番通りの2階建ての一軒家の庭に隠れた。応援が現場に到着し、地域を封鎖したことで逃げられないと悟ったテロリストは持っていた手榴弾を爆発させ、遺体が押収された。2人のテロリストはともに男であったことがわかっている。

■報道禁止令が布かれる

アンタルヤ県非常事態局によってコンヤアルトゥ郡で警察官とテロリストとの間に起きた衝突に関する報道禁止令が布かれた。

この件に関してアンタルヤのミュニル・カラオール知事の署名で出された書面による発表は以下のようである。

「2016年11月14日月曜日に起きた架空のテロ攻撃の続きとして、11月16日水曜日夕方にコンヤアルトゥ・フルマ地区でテロ容疑者らと治安部隊との間で接触があり、この件でテロ容疑者らに対する作戦が続けられていた。

当該テロ事件により関連機関によって必要な捜査が始められ、依然続いており、事件の直後、事件に関し映像及び紙媒体のメディア、インターネット、ソーシャルメディアで報道されているのが見受けられる。この状況が公共の秩序と安全を壊し、事件に関しトルコ刑法302条により始められた捜査の安全性を危険にさらすと理解される。2935号の非常事態法の第11条f項『言葉、テキスト、写真、映像、レコード、オーディオ映像テープ、音声で実施されるあらゆる報道を管理し、必要であれば制限または禁止する』という規定により公共の秩序と安全を守り、犯罪を防止するため、捜査が完了するまで捜査に関して紙媒体・映像・インターネット・ソーシャルメディアにおけるあらゆる情報、ルポルタージュ、これらのコンテンツにおける報道の禁止が決定された。」

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( 翻訳者:奥村 茜 )
( 記事ID:41614 )