プロジェクト学校に反対署名、1万5千人
2016年11月22日付 Cumhuriyet 紙


集められた署名は、「教師の日」に国民教育省へ提出される予定だ。

 プロジェクト学校実用化に対して抗議を行う保護者らは、今後予定する活動について発表した。保護者たちは、11月24日に、プロジェクト学校実施に反対して集められた1万5千人の署名を国民教育省へ提出すると述べ、戦いを教育のすべての分野に広げながら、すべての保護者たちへ声を届けることを目標としていると明らかにした。「保護者イニシアチブ」を代表して話すヒュイラ・シェン氏は、「何百万人もの人々が我々と同じ心配な気持ちを抱いている。[プロジェクトの]行く末に不安を抱く人びとは、我々に大きな責任を課した。集めた署名とともに、11月24日教師の日に、アンカラの国民教育省に向かう予定である。人びとの不安と要求を関係者に伝えるのだ」と述べた。

■代替議会

 ヒュイラ・シェン氏は、プロジェクト学校実施に決して従わない、と強調しながら以下のように述べた。

「現存のシステムに不満を感じるすべてのグループが集う、より広いプラットホームで民主的権利を求める戦いを続けるつもりだ。関係者の参加をもって代替国民教育議会の設置を整える」と話した。

 生徒の保護者であるギュルジャン・チレシズ氏によれば、教育の単線化作業の高校部門を「教育者統一組合」及び「アナドル青年協会」が担っているとし、この組織が学校での活動を「プロジェム」という名のもとで行っており、この状況は極めて意味があると語った。チレシズ氏は、「私たちはこのシナリオを知っている。かつても、国内外で教育はひとつの教団に委ねられていた。この教団がいかに怪物やテロ組織に変わっていくのかを、7月15日の夜に皆、戦慄と共に目撃したのだ」と話した。

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( 翻訳者:大畠梨紗子 )
( 記事ID:41637 )