アル・バーブでトルコ兵を撃ったのは?
2016年11月26日付 Cumhuriyet紙

トルコ国軍(TSK)がアル・バーブにおいて、空爆による襲撃を受けたことに関する調査が続いている。この襲撃を行った機体の身元が判明しない中、シリア軍のトルコ連合軍を発見したものの襲撃はしていないと表明した。

「ユーフラテスの盾」作戦において、アル・バーブ北部に駐在していた特別部隊が空爆を受けたことに関して、TSK及び情報部隊による調査が現在も続いている。この調査は、襲撃を受けた部隊が駐在していた場所の座標が漏洩していたか否かという点に凝縮されていることがわかった。軍関係筋によると、機密情報の漏洩はなかったものの、シリア軍が前日夜の作戦並びにトルコの特別部隊への襲撃を約束はできないとしていたことが注目されている。この襲撃後すぐに、気象レーダー司令部が該当地域における観測、並びに襲撃を行った機体のレーダー上の痕跡を、政府高官らに提出した。その中で、アル・バーブ地区を爆撃した機体の航空経路は、明確にレーダーにより捉えられていたことがわかっている。

■情報漏洩はあったのか?

軍関係筋から得られた情報によると、襲撃を行った機体の身元に関しては特定ができなかったという。そのため、今回の爆撃に関しては「シリア軍に属する機体が襲撃を行ったとの見方である」という発表がなされた。明確にできない状況のため、やむなくこうした表現を用いたと話した関係者らは、アサド体制の手元に数基の航空機が未だ残っていること、そして夜間に運行可能な機体の数はさらに少ないことに注目した。特別部隊が駐屯していた場所が、アサド体制側から特定される可能性はないと話した関係者らは、情報の漏洩があった可能性、あるいは場所を特定できる他の要素が加担した可能性があると述べた。関係者らは、不確実性なものであるとして、以下のように述べた。「アサド体制側には、標的を特定し、その位置を指し示すだけのシステムは無いと言える。特別部隊とその横に併置されている装甲車等の位置を特定するには、高度なデバイスが必要とされる。アサド体制の掌中にある航空機は、決して近接航空支援を行えるような機体ではない。しかし今回の襲撃は、明確な座標の提供、あるいは標的の指示によって行うことができたとしか考えられない。アサド体制が他の援助なくできるような襲撃ではない…。」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:指宿美穂)
(記事ID:41663)