コソボ・トルコ総領事館に、テロ襲撃
2016年11月29日付 Cumhuriyet紙


コソボ共和国における唯一の(トルコ)総領事館としてプリシュティナで業務をおこなっている在プリシュティナ・トルコ共和国総領事館に対し朝方にかけて、正体不明の単独犯あるいは複数犯が襲撃したと明らかにされた。

ロイター通信の報道によれば、同襲撃での物的損害はあったが、死者、負傷者はいなかった。2008年にセルビアから分離したコソボの独立をもっとも積極的に支持した国家の一つがトルコであることから、(トルコ)公館への攻撃の理由は不明だ。

コソボのメディアによれば、襲撃前にあるグループがアルバニアの国旗とともに掲げられていたトルコの国旗を引き裂くことがみられたという。今日(28日)、アルバニアがオスマン帝国から分離独立を勝ち取ってから104年を迎えた。同襲撃に関連して5人が逮捕された。

コソボのプリシュティナ空港及び電力供給はトルコ系企業によって運営されている。トルコは最近、コソボで20億ドル(約2,250億円)相当の高速道路の入札を落札した。

■在プリシュティナのクルチ大使、襲撃を非難

在プリシュティナトルコ大使館に対する、正体不明の人物によっておこなわれた火炎瓶攻撃は、大きな反発を呼んだ。襲撃犯が逮捕された後、在プリシュティナ・トルコ大使館のクブルジュム・クルチ大使と在プリシュティナ・セレン・エヴジト総領事は、プリシュティナの総領事館の建物で記者会見をおこなった。

クルチ大使は、今朝トルコ共和国在プリシュティナ大使館に対する襲撃に関し、唯一の救いは人命を失わなかったことだと語り、建物に物的損害があったと明らかにした。クルチ大使は、「あってはならず、起こってはならない事件であった。今回の事件もコソボで過去に起きたことも私たちをひどく悲しませた。わたしたちは友人であり友好国だからです」と語り、両国の関係はあらゆる分野でも申し分なく進んでおり、この関係に傷をつけようとする周辺がいるのかもしれないが、自身はこの攻撃を孤立した事件として見ていると語った。

クルチ大使は、同襲撃事件に即座に介入し、加害者を逮捕したコソボ当局に謝意を示した。そして、コソボのエンヴェル・ホハジ外務大臣とも電話会談し、同大臣もこの事件に深い悲しみを感じており、非難したと語った。同大使は、この種の事件は世界のいかなる場所でも起きる可能性があると説明し、「両国間の関係に、今回の襲撃と同様の襲撃あるいは言説は、害を与えることはできません。私たちの関係は長い歴史があるものであり、非常に深い。私たちの人的関係は確かなものです。根本的な関係を持つ二つの国家、二つの国民です」と述べた。

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(翻訳者:岸田圭司)
(記事ID:41695)